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平成12年9月定例会〈一般質問〉
  「容器包装リサイクル法の施行に伴うプラスチック類の処理について」

【質問】大量生産、大量消費の行き着く先は、大量廃棄です。96年度に家庭などから出されたゴミの総量は5115万トンで、東京ドームの138杯分に当たり、産業廃棄物に至ってはその8倍の4億500万トンにも上ります。これらのゴミを捨てる最終処分場の寿命もどんどん減り続け、一般廃棄物は8.8年、産業廃棄物はあと3.1年で捨てる場所がなくなってしまうと言われいます。またゴミを焼却処分する際に大量の猛毒ダイオキシンを発生させ、環境ホルモンとして人類を初めとする生態系に深刻な影響を与えていることも、既にご承知の通りであり,このように先進諸国は目先の繁栄にとらわれ、生存の基盤である、地球環境に大きなダメージを与え続けてきました。これ以上、大量生産、大量消費、大量廃棄の状態を続けて行くならば、地球環境は大きく破壊され、人類は存続の危機に立たされる事は目に見えておりますが、そうならない為にも、これまでの経済、社会構造を大きく改め、地球環境に負担をかけない社会構造に転換していかなければなりません、その一つが循環型社会であると思います。  
 こうした中、97年に容器包装リサイクル法が施行され、ガラス容器とペットボトルを分別収集(写真)する体制が取られるようになり、我が国に於いても本格的なリサイクル時代へとスタートを切りました。拡大生産者責任の問題など、内容的にはまだまだ不十分な点も多いと思いますが、まずは、今年の4月から完全施行となった、紙製容器とプラスチック容器の分別収集が、どれだけ有効に実施されるのかが大きな課題ではないかと思います。全国の自治体の中には、ペットボトルすら分別収集されていない地域もあるようですが、藤沢市では既に99年より全市で分別収集されており、すでに次のステップに進む時期に来ていると思いますが、これから回収しようとするプラスチック容器の収集量はペットボトルの比ではなく、一桁多いと言われています。また、容器包装リサイクル法は容器包装の定義について「商品が消費されたり、商品と分離された場合に不要になるもの」とされており、実際にはどのような物が対象になるのか判断することが難しく、混乱することが予想されいますが、実際には、これからどのようなスケジュールで進めて行かれるのか、また、分別回収に該当する製品はどのような物なのか、具体的にお聞かせ頂きたいと思います。 更に、収集されてから再商品化されるまでのプロセスについてもお聞かせ頂きたいと思います。

市の答え】全市的な回収に向けたスケジュールについては、平成13年度中には、中間処理施設を計画し、同時に一部でのモデル地区収集を開始し、その後、モデル地区でのご意見、実績を踏まえ、全市に収集拡大していきたいと考えています。
 ペットボトルを除くその他のプラスチックの対象となる容器や包装としては、商品が消費されたり、商品と分離したときに不要となるもので、具体的にはポリ袋・ラップ類(お菓子の袋やトレイのラップなど)、トレイ・パック類(食品トレイ、卵パックなど)、カップ類(カップ麺、プリンなどの容器)、ボトル類(油、ソース、洗剤などの容器)、チューブ類(マヨネーズ、練りわさびなどのチューブ)等が対象となります。
収集されてからの再商品化へのプロセスは、法に基づく指定法人ルートにのせ、油化・ガス化として商品化されます。

【再質問】 その他プラスチックの対象となるものは、先程上げていただいた物以外で、例えば、文具やおもちゃ、カセットテープ、テレホンカード、又、弁当類の容器で食品が付着している場合などは法的には対象外であるといわれており、ましてやペットボトルについているような識別マークの表示も現段階では徹底されておらず、果たして目の前のプラスチックが分別収集の対象なのか対象でないかを判断するには相当の混乱が予測されていて、現に今年からその他プラスチックの分別収集を始めた名古屋市では、テレビや新聞等でも取り上げられるほど分別に混乱を来しており、これは事前のPRが徹底されていなかったことが原因といわれています。
 そこで、藤沢市でもこれから分別収集に向けた動きが始まってくるわけですが、市民に対して分別収集の対象か対象でないかを判断するための啓発活動について、どのようにお考えなのかお聞かせ頂きたいと思います。 また、中間処理施設を計画されているようですが、先程も述べたとおり、その他プラスチックの量はペットボトルの10数倍の量が見込まれておりますが、どの程度の規模が必要で、処理施設としては新たに建設していくお考えなのかお尋ねを致します。

【市の答え】その他プラスチックの分別PRについては、現在通産省で検討している識別マークが平成13年4月から明記される予定になっているので、対象となるもの、ならないもの等市民に分かりやすいPR方法を検討し、「広報ふじさわ」など色々な媒体でPRしていきたい。
 処理施設については、収集したプラスチックを集積し、圧縮梱包しストックする施設が必要であり、その施設計画のあり方についても現在検討中です。


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