藤沢市議会議員  松下賢一郎 オフィシャルサイト トップページへ


 
平成28年6月定例会〈一般質問〉
  「自転車走行環境の整備」について

【質問】 この件につきましては、昨年6月の定例会でも質問させていただいておりますが、その際に、自転車歩行者道として取り組まれている藤沢駅辻堂駅線の整備計画について、鵠沼第二踏切前交差点付近の整備に向けた今後の予定として、当該交差点部では右折レーンの設置と自転車走行空間の確保に伴う拡幅改良が必要なことから、年度内の用地取得に向け精力的に交渉を進めており、用地取得後速やかに工事を実施してまいりたいという御答弁をされておりますが、まず、この間の進捗状況についてお聞かせをください。

【答弁】 藤沢駅辻堂駅線の鵠沼第二踏切前交差点付近の昨年6月以降の進捗状況につきましては、交差点部の拡幅改良に向け、用地取得について土地所有者及び借家人の方と交渉を重ねておりますが、拡幅改良に必要な用地のうち全体の約60%に当たる約220平方メートルについて権利者の合意を得るに至っておらず取得できていない状況でございます。

【質問】 用地の取得が予定どおり年度内で終わらないことから、今後の整備予定も立っていないということだと思いますが、この昨年6月の一般質問では、同様に日本精工株式会社東側から藤沢駅方面の幅員15メートル区間での整備方針も確認をさせていただきました。その際、交通管理者との協議が整い、北側はモールフィル前からの幅員12メートル区間と同様に、歩行者と自転車の走行空間を柵により分離する形態で整備をし、南側のJR側にある歩道は自転車歩行者道として整備していく方針に決定したという御答弁もありました。  

 そこで、鵠沼第二踏切前交差点付近の整備が進まないのであれば、日本精工株式会社東側から藤沢駅方面の整備を優先して実施するべきと考えますが、改めて御見解をお聞かせください。

【答弁】 藤沢駅辻堂駅線の自転車走行空間整備につきましては、北側の歩道部を車道側に拡幅するため、未整備区間前後では車両の誘導や自転車の逆走防止など、安全対策のためのすりつけ区間が必要となることから、湘南モールフィル側から藤沢駅方面に向けて連続した整備を基本として進めてきているところでございます。しかしながら、鵠沼第二踏切前交差点や日本精工正門前の交差点及び一本松交差点において用地取得に時間を要していることを踏まえまして、日本精工東側から藤沢駅までの道路幅員15メートルが確保されている一定の区間につきまして、歩行者や自転車の安全性の確保ができる範囲の整備を検討いたしまして、全線の早期完成を目指してまいりたいと考えております。

【質問】 道路幅員15メートルが確保されている一定の区間について整備を検討していくということでございました。できるだけ連続性を確保した整備というのが理想ではありますが、用地取得には相手もあることでございますので、歩行者、自転車の安全性を確保するという面からも整備可能な区間から順次整備を進めていくようお願いをいたします。  

 では次に、市内初の自転車レーンとして整備された中学通り線についてでありますが、現在は県道戸塚茅ヶ崎線の藤沢駅北口入口の交差点から藤沢駅前までの区間が供用開始されております。  

 そこで、今年度予算において中学通り線の湘南高校入口交差点までの区間について整備事業費が計上されておりますが、どのような方針で整備されていくのか、お聞かせをください。

【答弁】 中学通り線の県道戸塚茅ヶ崎から北西側の県道藤沢厚木に至る約940メートルの区間の整備方針につきましては、既に運用を開始している区間と同様に自転車専用通行帯として本年度に整備していく予定でございましたが、昨年度末に企業庁藤沢水道営業所からこの区間における水道管の老朽化に伴う入れかえ工事の実施について申し入れがあり、現在、企業庁と整備スケジュールなどについて調整を図っているところでございます。その結果によりましては、中学通り線の当該区間の整備につきまして、次年度以降に送らざるを得ない状況も想定されます。

【質問】 要するに、中学通り線については、予算は確保されたものの、現時点で次年度以降に送らざる得ない状況が想定されるということでございました。今後の進め方については、また後ほど改めてお聞きしたいというふうに思います。  

 まずその前に、昨年の一般質問では、この中学通り線と接続をしている県道戸塚茅ヶ崎における自転車走行空間の整備について、富士見橋交差点から湘南海岸につながる区間を今後の整備路線とする方針だとの御答弁があり、その後、SST前の一部区間において工事が行われ、供用開始しておりますが、今後の整備方針としては予定どおり湘南海岸までの区間を整備していくのか、お聞かせをください。

【答弁】 県道戸塚茅ヶ崎につきましては、現在、道路管理者である神奈川県が自転車走行空間の整備を進めており、平成27年度はFujisawa サステイナブル・スマートタウン前の約210メートルの区間におきまして自転車専用通行帯の整備が完了しております。今年度は富士見橋交差点までの約370メートルの区間について整備を予定しており、引き続きFujisawa サステイナブル・スマートタウンから西に約1.6キロメートル、辻堂駅南海岸線までの区間について計画の検討を行い、整備を進めていく考えであると伺っております。  

 さらに、辻堂南海岸線を南下し、湘南海岸までつながる路線をふじさわサイクルプランに位置づけておりますので、本市といたしましても神奈川県の事業を見据えながら走行空間の整備に向けた取り組みを進めてまいりたいと考えております。

【質問】 今後はSSTから西に1.6キロメートル、辻堂駅南海岸線までの区間を整備していく方針ということでございました。これは簡単に言うと、辻堂団地のあるOKストアの交差点までということになります。大変中途半端な話でございまして、本来であればその先の浜須賀の交差点までの134号線と接続するのが極めて自然であります。そして、整備効果も高いというふうに思われます。確かにここは茅ヶ崎市との市境という場所ではありますが、これは茅ヶ崎市と県と連携して推進をされるよう要望をしたいというふうに思います。  

 それでは次に、同じく昨年の一般質問では、ふじさわサイクルプランの中で、現況道路の幅員を活用し、自転車の走行空間を検討していく路線として国道467号、県道43号藤沢厚木などを位置づけており、藤沢橋以南の自転車利用の多い区間などについて早期に事業化していただくよう神奈川県に働きかけてまいりたいと御答弁がありましたが、その後の取り組み状況についてお聞かせをください。

【答弁】 国道467号の藤沢橋以南の区間につきましては、ふじさわサイクルプランの中で、道路空間の再配分等により自転車走行空間を検討していく路線として位置づけておりますが、神奈川県からは、道路幅員等に課題があるため交通管理者等の関係機関との調整を図りながら検討していきたいと伺っており、広域的な自転車ネットワークの形成に向け、引き続き働きかけを行ってまいりたいと考えております。

【質問】 国道467号の藤沢橋以南の整備については神奈川県もなかなか腰が重いようでありますけれども、今お話し申し上げた県道戸塚茅ヶ崎も含めて、県から来られた宮治副市長には、ぜひこの辺で推進をしていただくように、きょうは要望をさせていただきたいというふうに思います。  

 先ほどお尋ねをした中学通り線を初め、道路幅員によって車道混在における自転車左側通行を促す表示としての矢羽根の整備についてでございますが、この選定路線の状況について、昨年の一般質問では先導的に取り組む路線以外への対応について、実施に向け4つの条件に分類し、路線を選定したという御答弁がありました。きょうも資料につけさせていただいております。この各路線の具体的な整備スケジュールが明らかになっておりませんでしたので、今後の整備スケジュールや計画についてお聞かせください。  

 また、先ほど御答弁のあった中学通り線についても次年度に見送った場合の対応を含めて御見解をお聞かせいただきたいと思います。

【答弁】 先導的に取り組む路線以外の路線の自転車走行空間の今後の整備スケジュールにつきましては、現時点では、平成28年度に中学通り線を、平成29年度に六会駅東口通り線、及び土棚石川線の一部を、平成30年度に高倉遠藤線及び土棚石川線の残りを、平成31年度に善行長後線、及び桜花園通り線を、平成32年度に八松小学校北通り線を、平成33年度から2カ年をかけて鵠沼海岸線を、そして平成34年度に鵠沼奥田線を順次進めていく計画となっております。全体で平成28年度から平成34年度までの7カ年で、9路線の延長といたしましては約9,400メートルの整備を計画しているところでございますが、先ほど答弁申し上げましたように、中学通り線につきましては現在調整中でございますので、その結果によりましては全体の整備計画におくれが生じないよう、整備年次の見直しについても検討してまいりたいと考えております。

【質問】 先導的に取り組む路線以外への対応ということで、今後7年間で9路線を整備していくという御答弁をいただきましたが、このふじさわサイクルプラン推進連絡協議会の議事録を拝見すると、先ほどの路線以外でも藤沢村岡線の道路舗装打ちかえにあわせて、中学通り線で整備された変則5差路の信号から藤沢郵便局にかけて矢羽根を整備する方針が示されておりますが、具体的にはどのような状況になっているのか、お聞かせをください。

【答弁】 藤沢村岡線につきましては、藤沢駅辻堂駅線と中学通り線等との変則交差点の通行を含む路線全体の自転車の通行方法などについて交通管理者との協議に時間を要していることから、昨年度末までに舗装打ちかえのみが完了しているところでございます。矢羽根の整備につきましては、交通管理者との協議が整い次第、ふじさわサイクルプラン推進連絡協議会への報告とあわせ、早期の整備を図ってまいります。

【質問】 交差点部における自転車の通行方法などについて、交通管理者と協議に時間を要していることから舗装の打ちかえのみを先行したという御答弁でありましたが、この藤沢村岡線は、既に矢羽根が整備されている藤沢北口通り線と接続する、いわゆる藤沢駅周辺のネットワーク路線として非常に重要な道路であります。せっかく時間とお金をかけて道路舗装の打ちかえを行った際に、なぜ矢羽根を整備されなかったのか、非常に理解に苦しむわけであります。  

 そこで、この2月に開催されたふじさわサイクルプラン推進連絡協議会では、今回初めて鉄道駅周辺の自転車走行空間づくりに向けて藤沢駅と辻堂駅の整備に向けた考え方が示されましたが、駅周辺における矢羽根の整備など、今度どのように取り組んでいくお考えか、お聞かせをください。  

【答弁】 藤沢駅及び辻堂駅周辺の自転車走行空間づくりにつきましては、ことしの2月に開催しました第4回ふじさわサイクルプラン推進連絡協議会において、現状の交通量や事故発生状況等を考慮して作成したネットワーク案を提示し、委員の皆様から多くの御意見をいただきました。駅周辺のネットワークの設定に向けましては、矢羽根の整備などを含む限られた道路幅員を活用した整備手法の選定や、沿道の商業者等との合意形成など多くの課題が残されておりますことから、引き続き協議会で十分な議論を行い、地元や交通管理者、道路管理者等と調整しながら、整備に向けた考え方について検討を進めてまいりたいと考えております。

【質問】駅周辺の矢羽根の整備については、引き続き考え方の検討を進めていくということで、具体的な計画はまだ大分先のようでありますが、そもそもふじさわサイクルプランを策定したのは、本市の道路整備方針として長年にわたって自転車走行環境の整備という観点が不足していたことから、今後の道路整備において自動車走行空間の整備のあり方を整理したものであります。私は、これにより一定の方向性は示されたものと考えておりましたが、実際には理想像を描いただけで実効性が伴っていないのが実態と言えます。  

 また、中学通り線を初めとした先導的に取り組む路線以外への対応についても今年度から平成34年度まで7年間をかけて約9.4キロメートルの整備をされていくとのことでありましたが、自転車レーンや歩道と分離した通行帯を整備するわけではなく、矢羽根を路面表示するだけの整備に何でこんなに時間がかかるのか、本当にやる気があるのか疑問に感じてしまいます。  

 そこで、お隣の大和市の状況を紹介したいと思います。きょうは、お手元の資料2としてお配りをさせていただいております。こちらのA3版の資料でございます。こちらを見ていただきますと、大和市では都市計画道路の未整備区間などを除いた市道約58.4キロメートルを自転車通行空間の整備が可能な市道と位置づけ、平成24年から順次整備を進め、平成27年度末には整備率が86%となり、今年度はさらに7.7キロ延長して整備率を99%にする方針と聞いております。つまり、大和市

 そこで、実際に私も大和市で幾つか現地を見てきましたが、大和市では、道路幅が広い道路には自転車通行帯、つまり自転車レーンを整備していますが、大きな特徴は、幅員が狭い道路には自転車の左側通行を促すナビマークを設置しており、駅周辺の至るところでこのナビマークを見ることができます。それがこのナビマーク、(資料を提示)これは大和駅のすぐそばでございまして、歩道と車道が一応分かれている道路でございますが、これは自転車レーンじゃなくて、大和市が言うところのナビマーク、藤沢市が言うところの矢羽根に当たるものでございます。こんな形で狭い道路ですけれども、非常にわかりやすく整備されているナビマークが1つと、もう一種類ございまして、(資料を提示)これは藤沢市が今まで何度も言ってきているところの車道混在、歩道と分かれていないナビマークでございます。実際に左側を自転車が通行しておりまして、ここに見えるように、小田急そば、つまりこれは大和駅のすぐそばにつながる道路でございます。このように整備されておりまして、ちなみに藤沢市は、これが藤沢市の矢羽根でございます。(資料を提示)これは大和と見比べていただくとすごく一目瞭然、大和のほうが、連続性はないですけれども、わかりやすく整備、藤沢市は連続性を重んじて道路に一定の区間で矢羽根を設置している。どっちがいいかという議論はちょっとおいておきたいと思いますが、大和市は自転車の左側通行を促すことに非常に力を入れているということがここからよくわかるわけでございます。このことによって、大和市では市内の自転車事故件数も平成24年度の409件から、平成26年度には226件まで大幅に減少したそうであります。  そこで改めてお聞きをいたしますが、本市における市道の自転車走行空間の整備に向けて、先ほど御答弁のあった路線はいずれの区間も自転車の通行量が多く、交通安全の観点からも早期の整備が求められている路線であり、昨年の一般質問でも早期実施に向け取り組んでまいりたいという御答弁をされておりますが、もう少し集中的に整備ができないのか、また、鉄道駅周辺においても矢羽根の早期設置が求められていると思います。  

 さらには、市道の舗装打ちかえなどを行う際には自転車の左側通行を促す矢羽根の表示もあわせて行うべきというふうに考えますが、改めて今後の整備方針について御見解をお聞かせください。

【答弁】 今後の整備方針といたしましては、基本的にふじさわサイクルプランに中短期で取り組む自転車走行空間の整備路線として位置づけている路線につきまして、国土交通省及び警察庁の示した安全で快適な自転車利用環境創出ガイドラインに準拠して策定いたしました藤沢市自転車走行空間のあり方に沿って路面表示等の整備を順次進めていく予定でございます。整備に当たりましては、企業庁を初めとする占用事業者の整備スケジュールとの調整や拡幅改良用地の取得等に時間を要することも想定されますが、近隣市や先進市の整備手法等も参考にしながら早期整備に努めてまいりたいと考えております。  

 舗装の打ちかえ時における矢羽根等の設置につきましては、平成27年3月に策定いたしました藤沢市道路補修修繕計画とふじさわサイクルプランとの調整を図り、実現可能な区間の整備を進めてまいりたいと考えております。

【質問】 実際にこの舗装の打ちかえのときに矢羽根を整備すれば、いわゆる二重投資を避けられ財政的にも意味があると思いますので、この点については積極的な推進をお願いしたいと思います。  

 また、今御答弁がありましたが、国が示した安全で快適な自転車利用環境創出ガイドラインに準拠して策定した藤沢市自転車走行空間のあり方に沿って路面表示等の整備を進めていくという御答弁もありましたが、これはどうもこの一、二年の整備状況を見ていると、藤沢市自転車走行空間のあり方、これに固執するが余り、余りにも形式にとらわれ過ぎているように思えてなりません。その反面、大和市では自転車レーンの整備にあわせて、そこに接続する道路で自転車の左側通行を促すナビマークの設置に力を入れており、特に鉄道駅周辺、先ほどお配りしたこの資料を見ていただくと、大和は藤沢市と似たように小さな――小さな駅と言ったら失礼かもしれませんが、細かい駅がたくさんある町でございまして、非常に藤沢と似ておりますが、これを見ると、駅の周辺に必ずナビマークが設置されております。非常に鉄道駅周辺の整備を積極的に推進していることが今回の資料からもよくわかります。  

 確かに、整備するからにはよりよい形で整備するという方針を否定はしませんが、もう少し柔軟に対応していくことも必要だと思います。特に藤沢駅、辻堂駅周辺については早急に方針をまとめて実施されるよう強く要望をさせていただきます。  

 それでは次に、ふじさわサイクルプランの中で示されている市民や来街者が自転車利用しやすい環境づくりに向けた取り組みについて何点かお尋ねをいたします。  

 まず、自転車を利用しやすくするために、鉄道駅や商業施設周辺にある既存駐輪施設の利用を促すパンフレットの作成と、鉄道駅周辺の駐輪施設と推奨走行ルート、目的地施設などの情報が一体となった自転車マップの作成が掲げられていますが、具体的にはどのようなスケジュールで作成していくお考えか、お聞かせをください。

【答弁】 まず、1点目の既存駐輪施設の利用を促すパンフレットに関しましては、駐輪施設情報や自転車等放置禁止区域地図等を記載した冊子を既に作成しておりまして、駐輪施設の新設など、掲載情報の更新に合わせまして利用者の視点で有用な情報の掲載等も今後検討してまいりたいと考えております。  

 次に、2点目の自転車マップの作成に関しましては、観光マップなどと連携させながら作成することが安全で快適な自転車利用を促進するための有効な手段であると考えておりまして、取り組むべき課題と認識しているところでございます。マップの作成につきましては、ふじさわサイクルプランに基づいた整備を進め、走行空間や駐輪場など、利用環境の整備や自転車ネットワーク形成が一定程度の進捗を見た中で情報整理や作成時期等につきましても取り組みの中で検討してまいりたいと考えております。

【質問】 パンフレットやマップの作成時期は今後の検討課題という御答弁でありましたが、それでは同じように、ふじさわサイクルプランでは自転車利用の促進に向けた取り組みとして鉄道駅までの距離、自動車との二酸化炭素排出量の比較や身体活動量について示した道路標識や看板などの設置についても検討するとありますが、今後どのように実施されていくのか、お聞かせをください。

【答弁】 身体活動量等のサイン標識や看板による情報提供につきましては、市民の自転車利用の促進につながる有効な取り組みであると考えております。現在、実施への方向性はまだ具体化しておりませんが、今後、看板等の内容や安全に配慮した設置場所等につきまして、関係部署と連携しまして検討を進めてまいりたいと考えております。

【質問】 今お答えのあった身体活動量等のサイン標識や看板による情報提供、これについても実施への方向性は具体化していないという御答弁でありましたが、まずは健康寿命日本一に向けた取り組みとして、引地川沿いの遊歩道において実現をされるよう、きょうは提案をさせていただきたいと思います。  

 それでは最後に、先ごろの代表質問でも取り上げさせていただいた、ふじさわサイクルプランでも位置づけられているレンタサイクルについてであります。  

 代表質問の際も先進事例などの情報収集、民間事業者の活用、そして近隣市との連携の可能性など、片瀬江ノ島駅周辺を含めた海岸沿いの鉄道駅や観光施設周辺などにおいて、回遊しやすい走行空間や利用しやすい料金システムなどについてもあわせて検討してまいりたいという御答弁がありました。  

 そこで、私としてもこの間、東京港区における自転車シェアリングや横浜市のコミュニティサイクルの様子を見てきましたが、これらはいずれもNTTドコモのバイクシェア事業と提携して実施をされておりまして、どちらかというとオフィス街における利用頻度が高いものでした。そこで、先日見てきました埼玉県川越市で行われている自転車シェアリングは、江戸時代からの蔵づくりの町並みや川越まつりで有名な観光地であり、小江戸と称される情緒ある町並みをめぐる足として、主に観光目的で自転車を活用し、便利な観光の足として親しまれております。  

 そこでお尋ねをいたしますが、今後どのようなスケジュールで検討されていくのか、実現のめども含めたお考えをお聞かせいただきたいと思います。

【答弁】 レンタサイクルにつきましては、観光を目的とした自転車で回遊しやすい環境づくりを目指しておりますが、これまでは、相互利用が可能な複数のポートの設置により、面的な利用が可能となるコミュニティサイクルの先進事例を主体に情報収集を行ってまいりました。現時点でコミュニティサイクルを本格導入している都市は全国で約80都市ございますが、施設の設置費用や運営費用など、行政による財政措置を行っている事例が多く、料金収入以外の安定した事業外収入の確保がおおむね共通の課題となっております。

 レンタサイクルの導入につきましても、事業の継続性を考慮しますと、平日の通勤・通学利用、土休日を中心とした観光利用、法人利用、また事業外収入などによるバランスのとれた安定した事業運営が大きな課題となりますので、事業の実現に向けましては他都市の取り組み状況等を調査し、近隣市や民間事業者等との連携の可能性なども模索しながら、本市に適した事業スキームについて、今後さらなる調査、研究を進めてまいりたいと考えております。

【意見・要望】 大変残念ながら、今後さらなる調査、研究を進めていくという代表質問のときから余り変わらない御答弁でございました。

 そこで最後に、実際に今回、川越市の自転車シェアリングを体験してまいりました。これが川越市の自転車シェアリングのポートでございます。(資料を提示)御承知のように、小江戸川越と言われるように蔵づくりの町並みが有名でありますが、川越市役所がある北部市街地から本川越駅や川越駅までの区間に、無人で自転車の貸し出しや返却を行える自転車ポート、こういうポートが11カ所設置されております。手続も簡単で、わざわざ会員登録しなくてもクレジットカードを挿入すれば利用ができる。1回200円を支払い、1回当たりの利用時間が40分以内で次のポートに返却すれば追加料金はかからないという仕組みでございまして、これが、恥ずかしながら、私が手続しているところでございますが、(資料を提示)大変難しい顔をしているのは、この日が非常に暑かったということと、この自転車を借りるのに引っ張ってもなかなかとれなかったので何度も何度もやって苦労しているところで、実は押して引っ張ればとれるということが最後にわかって、すごく簡単に使えたんですけれども、実際使ってみて、これは各ポート周辺の名所や見どころが紹介された地図が備えつけられておりまして、非常に使い勝手がよかったというのが正直な印象であります。  

 藤沢市における利用環境とは一概には比較できないというふうに思いますが、これは複数のユーザーで自転車をシェアリングするコミュニティサイクルとして、まずはこの2020東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、ぜひとも前向きに検討されるよう要望させていただきまして、私の一般質問を終わります。


このウインドウを閉じる


copyright(c) matsushita kenichiro. All rights reserved.