藤沢市議会議員  松下賢一郎 オフィシャルサイト トップページへ


 
平成27年6月定例会〈一般質問〉
  「自転車走行環境の整備」について

【質問】 冒頭の推進連絡協議会における議題として、自転車と自動車が混在する路線における自転車左側通行を促す表示路線の検討状況について報告がされた件も含め、自転車走行環境の整備に向けた取り組み状況を何点かお尋ねをしていきます。

 まず、昨年9月の一般質問でもお聞きをした「藤沢駅辻堂駅線」における、鵠沼第二踏切交差点付近の整備に向けた今後の予定と、交通管理者と協議中であった、日本精工(株)前から藤沢駅方面における南側(線路側)の自転車歩行者道の整備方針についてお聞かせを下さい。

【答弁】 藤沢駅辻堂駅線につきましては、平成22年度に、湘南モールフィル前から藤沢駅方面に向けて、自転車走行空間の整備に着手し、平成26年度末には、鵠沼第二踏切前交差点手前までの約650メートル区間まで連続した自転車走行空間の整備が整ったところでございます。

 鵠沼第二踏切前交差点付近の整備に向けた今後の予定でございますが、当該交差点部では右折レーンの設置と自転車走行空間の確保に伴う拡幅改良が必要なことから、年度内の用地取得に向け精力的に交渉を進めており、用地取得後すみやかに工事を実施してまいりたいと考えております。

 また、日本精工株式会社東側から藤沢駅方面の幅員 15メートル区間につきましては、平成27年3月に交通管理者との協議が整い、北側は、モールフィル前からの幅員12メートル区間と同様に、歩行者と自転車の走行空間を柵により分離する形態で整備し、南側のJR側にある歩道は、自転車歩行者道として整備していく方針に決定いたしました。

 なお、南側の自転車利用者につきましては、県道30号(戸塚茅ヶ崎)藤沢跨線橋手前の信号交差点で横断して頂くこととなります。

【質問】日本精工(株)前から藤沢駅方面における南側(線路側)の歩道の整備方針については、自転車歩行者道として整備して、自転車利用については、藤沢跨線橋手前の信号で北側に横断するようになるとご答弁がありましたが、これは必ずしも北側の自転車道を通らなくても、そのまま南側の車道に降りて、そのまま左側通行で走行もできるわけであります。

 そこで、昨年の9月議会でも指摘をさせて頂き、一部対応をして頂いたことは承知をしておりますが、依然として、この付近は道路の轍がひどく、特に踏み切り周辺は波打っている状況にありますので、まだまだ時間が掛かる自転車歩行者道の整備とは別に、この藤沢跨線橋から鵠沼第二踏切までの区間の改善整備を早急に行って頂くよう要望をいたします。

 それでは次に、市内初の自転車レーン(自転車専用通行帯)として整備された「中学通り線」での運用状況(左側通行遵守、駐停車問題等)と、整備効果についてお聞かせを下さい。

【答弁】 中学通り線の自転車専用通行帯につきましては、平成27年3月26日から、藤沢市施工としては初めて運用を開始しました。

 運用開始から2ヶ月ほどが経過した中では、自転車専用通行帯への駐停車や、まだ歩道上を走行する自転車が見受けられます。 また、近隣住民の皆様からは「以前よりも歩道が歩きやすくなった。」、「自転車との錯綜(さくそう)錯綜(さくそう)が少なくなった。」とのご意見がある一方で、一部の自転車利用者や自動車運転者からは「配送車両が自転車レーン上に急停車をして接触しそうになった。」、「停車中のバスの追い越しをしようとしている自転車と接触しそうになった。」とのご意見を受けております。

 このような状況を踏まえ、より詳細な実態を把握するため、6月末に自転車の交通量や逆走などの利用実態調査をおこない、整備効果を検証してまいりたいと考えております。

【質問】 利用実態等の整備効果の検証については、これからという事でありますので、改めてお尋ねするとして、この「中学通り線」の他にも、SST内においても一部自転車レーンが整備され、この路線と接続する「県道戸塚茅ヶ崎線」とのネットワーク化を図るための自転車レーンの整備方針についてはどのよになっているのかお聞かせを下さい。

【答弁】 県道戸塚茅ヶ崎の自転車レーンの整備方針でございますが、今年の3月に整備しました「中学通り線」と県道戸塚茅ヶ崎の交差点部から藤沢警察署前交差点までの区間につきましては、JRをまたぐ跨線橋に自転車レーンなどの走行空間を確保することが難しいことから、サイクルプランのネットワーク路線からは外れております。

 しかし、道路管理者である神奈川県からは、県道戸塚茅ヶ崎の富士見橋交差点から湘南海岸につながる区間については、今後整備路線として検討してまいりたいと伺っております。

【質問】 今お話のあった、富士見橋交差点から湘南海岸につながる区間は、正月の箱根駅伝でも藤沢の定点ポイントとして紹介される地点でもありますので、本市の自転車対策を全国にアピールする意味からも、是非、早急に取り組まれるよう県に働きかけて頂きたいと思います。

 次に、ネットワーク化を図るという意味に於いて、本市にとって重要な基幹路線である国道467号線における整備方針についてお考えをお聞かせ下さい。

【答弁】「ふじさわサイクルプラン」の中で、現況道路の幅員を活用し自転車の走行空間を検討していく路線として、国道467号、県道43号藤沢厚木などを位置づけております。 この路線の整備主体は、道路管理者である神奈川県となり、本市といたしましてもサイクルプランにもとづくネットワーク路線の形成を進めていることから、藤沢橋以南の自転車利用の多い区間などについて、早期に事業化していただくよう、神奈川県に働きかけてまいりたいと考えております。

【質問】 いま、お話のあった藤沢橋以南については、いわゆる境川のサイクリングロードから江の島方面へのルートになっていて、整備効果は極めて高いと思いますので、早期の事業化に向けて働きかけをお願い致します。

 今回の協議会で報告された「車道混在型路面」における、自転車左側通行を促す表示としての「矢羽根」等の整備路線の選定状況についてお聞かせを下さい。

【答弁】自転車の左側通行を促す矢印のマーク、いわゆる「矢羽根」の整備路線につきましては、実施に向け4つの条件に分類し、路線を選定いたしました。 先ず、「学校など教育施設へアクセスする路線」として県立湘南台高校付近の高倉遠藤線や、総合市民図書館周辺の土棚石川線、「既に整備されている自転車走行空間につながる路線」として、中学通り線と県道戸塚茅ヶ崎の交差点から西側の県立湘南高校方面、「道路幅員が狭く接触事故などが発生しやすい路線」として、辻堂駅方面へ向かう桜花園通り線、「鉄道駅周辺につながる路線」として、六会日大前駅にアクセスする六会駅西口通り線、および東口通り線を、中短期で取り組む自転車施策として位置づけました。

【質問】今、ネットワークする路線について具体的にご答弁頂きましたが、どの路線も必要性が高い路線であり、特に自転車の左側通行を促す矢印マーク、所謂「矢羽根」の整備については、早期の事業着手が求められてきますが、具体的な実施計画についてのお考えをお聞かせ下さい。

【答弁】 「矢羽根」などの具体的な実施に向けたプロセスでございますが、先ずは選定した路線のうち、どの路線から整備していくのが効果的かなど事業化を見据えたなかで、事業計画を協議会に示してまいりたいと考えております。

 その中で委員の方と意見交換を行い、そこでのご意見を踏まえ、地域の方や道路管理者、交通管理者など関係機関と調整を図り、早期実施に向け取り組んでまいりたいと考えております。

【意見・要望】 「早期実施に向けて取り組んで参りたい」という前向きなご答弁ではありますが、やはり、事業化を見据えた中で、事業計画を協議会に示してからという手順では、言葉上では早期実施といっても、現実的にはいささか疑問に感じますが、事業計画の策定にあたっては、短期集中で事業が実施されるよう前向きに取り組まれることを要望いたします。


このウインドウを閉じる


copyright(c) matsushita kenichiro. All rights reserved.