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平成27年6月定例会〈一般質問〉
  「道路交通法改正による対応」について

【質問】 冒頭も申し上げたとおり、6月1日から改正道交法が施行され、交通の危険を生じさせる違反を繰り返す自転車の運転者(14歳以上が対象)に、安全運転を行わせるため講習の受講が義務づけられました。 交通の危険を生じさせる違反とは、たとえば「酒酔い運転」をはじめ、「信号無視」「一時不停止」「通行区分違反」所謂「逆走」など14項目を危険行為と規定して、これらの違反を3年以内に2回以上繰り返す自転車利用者に講習の受講を義務づけるとともに、未受講者は罰金刑が適用されることにもなります。

  そこでまずお尋ねをしますが、本市における自転車事故の発生状況と、自転車の交通違反、いわゆる悪質運転の実態等についてお聞かせを下さい。

【答弁】 まず,本市における自転車事故の発生状況でございますが,警察の統計によりますと,平成26年の自転車が関わる交通事故件数といたしましては381件で,死者が2人,負傷者は376人で,全交通事故件数に占める割合としては,25.1%となっております。

 事故の内訳としましては,自転車対人の事故が12件で,負傷者1人,自転車を含む車両相互の事故が368件で,死者2人,負傷者374人、自転車単独の事故が1件で,負傷者1人となっております。 次に,悪質運転件数につきましては,警察署に問い合わせたところ,件数は公表していない,とのことでございました。

【質問】自転車事故の発生状況はご答弁がありましたが、悪質運転等の件数について警察は公表していないという事でありましたが、果たしてそのような閉鎖的な姿勢でいいのか大変疑問に思います。

 そこで、今回の法改正は、悪質な違反を繰り返す自転車運転者の取り締まりを強化することにあり、警察庁では全国の警察に取り締まりを強化するよう指示をしていると聞いておりますが、藤沢市内における警察の対応(取り締まりの強化)等については、どのように認識をされているのかお聞かせを下さい。

【答弁】 警察庁によりますと,自転車運転者が,14項目の危険行為を警察官に目撃された場合,まず「指導・警告」を受け,再三の警告に従わない時には,刑事処分の対象となる交通切符,いわゆる「赤切符」が交付されます。

 特に,事故に直結するような,悪質で危険性が高いと判断される,遮断機を無視した踏切への立ち入り,ブレーキのない自転車の利用,酒酔い運転,の3項目につきましては、警告なしに,直ちに「赤切符」が交付されることになります。

 すでに,平成23年10月には,自転車に対する指導取り締まりの強化についての警察庁通達があり,藤沢警察署,藤沢北警察署に確認いたしましたところ,6月1日の改正法の施行に限らず,悪質運転についての取り締まりを実施しているとのことでございます。

【質問】 指導等、取り締まりについて「6月1日の法改正の施行に限らず、従来通り実施している」という、何ともぶっきらぼうな話であると思います。

 そこで、今回の法改正により、取り締まりの強化など、市民の自転車運転に関する意識は高まっていると考えますが、法改正を受けて、市民はどのように受け止めているとお考えかご見解をお聞かせ下さい。

【答弁】 法改正を受けてということではございませんが,日々の業務の中で,市民の皆さまからお聞きする中では,大きくは二通りのご意見があると考えております。  

 まず,最近のメディアでも,自転車マナーについて頻繁に取り上げられ,また,歩行者や自動車運転者として実際に危険な思いを経験したことなどを背景に,自転車の悪質運転の取り締まりを強化すべきだというご意見があります。  

 また,一方では,自転車を利用する側としては,そもそも違反を取り締まるより,自転車の走行空間を整備してほしいといったご意見もございます。  

 日常生活における自転車との関わり方がそれぞれ異なりますので,解決するためのご意見についても,分かれてくるものと考えております。

【質問】 当然、様々なご意見、受け止め方があるとは思いますが、自転車のマナー向上については、本市としても警察と連携する中で積極的に推進する必要があると思いますが、市民への自転車ルールの啓発について、どのように取り組むお考えかお聞かせを下さい。

【答弁】自転車ルールの啓発についてでございますが,広報ふじさわや自治会町内会での回覧等による周知活動に加え,毎月5日,22日のふじさわし自転車マナーアップの日,5月の自転車マナーアップ強化月間,自転車街頭点検などの様々なイベントを通じ,自転車マナーの向上や交通ルールの遵守について,警察と幅広く連携しながら,広報啓発活動に取り組んでいるところでございます。

 また,今回の法改正により,自転車運転者の危険行為の摘発対象年齢は14歳以上と規定されていることから,市内の全中学校・高等学校に対する「自転車の交通ルール」のチラシの配布など,青少年への啓発活動につきましても,教育委員会とも連携して取り組んでおります。

 本年7月には,藤沢駅北口サンパール広場において,藤沢警察署主催による「安全・安心まちづくりフェスタ」が予定されており,その中でも交通ルールや交通事故防止を訴えるなど,警察とさらに連携を深めながら,自転車マナーの啓発に努めてまいりたいと考えております。

【質問】 今、自転車ルールの啓発について、どのように取り組まれるのかご答弁頂きましたが、この件については、これまでも何度か取り上げてきたおり、平成25年6月の一般質問においても、「自転車利用者に対しマナーアップの啓発を行うこと、また、各地区におおいて、警察、交通安全関連団体と協力して街頭指導を実施している」とご答弁されており、先ほどのご答弁とほぼ同じ内容であります。

 そこで、先ほども自転車事故の件数はわかるが、違反行為や危険行為の実態は分からないという事では、市民への意識啓発と言っても漠然としていて、力を入れるべきは若者対策なのか、それとも中高年対策なのか的が絞れないと思います。

 そういう観点から、今まで以上に警察との連携が重要であり、違反行為や危険行為の取り締まりに向けた対応と、摘発の状況などをしっかり共通認識するなかで、市として行う自転車交通ルールの徹底にむけた取り組みを図るべきと考えますが、改めてご見解をお聞かせください。

【答弁】本市といたしましては,警察,そして市民の皆さまと連携,協力し,それぞれ役割を分担しながら,交通事故のない,安全で安心なまち目指して,着実に取組を進めてまいりました。

 市の役割としての広報啓発活動につきましては,継続性が重要であると認識しておりますが,その手法については,対象者や実施場所等に応じた工夫も必要になってまいります。

 警察との意見交換や情報の共有化を図るなど,今後とも連携を密にし,違反行為の取り締まりや摘発の実態などを踏まえながら,自転車交通ルールの徹底に向けた効果的な広報啓発活動に努めてまいりたいと考えております。

 


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