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平成26年12月定例会〈一般質問〉
  平成25年度 児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題調査「不登校」について

【質問】 全国の不登校の児童生徒は前年度より2932人増えて2万4175人となり、全児童に占める割合も前年度比0・05ポイント増の0・36%と過去最高水準になりました。また、神奈川県においては、小学校が2,179人で前年度より271人増加し、出現率では0.47%で前年度より0.06ポイント上昇、中学校が6,819人で前年度より173人増加し、出現率では3.23%前年度より0.06ポイント上昇ということで、増加傾向にあるとしていますが、本市における平成25年度の状況分析をどのように捉えているのかお聞かせを下さい。

【答弁】 平成25年度の本市市立小中学校における不登校児童生徒の状況でございますが、不登校児童生徒数は小学校74人、中学校300人と、平成24年度に比べ、小学校12人、中学校46人の増加となっております。

 不登校児童生徒の増減につきましては、その年の状況によって、大きく変化することがございますが、平成 25年度の増加の原因といたしましては、不登校となったきっかけとして、小学校では不安などの情緒的混乱、中学校では無気力が増えており、当該児童生徒に精神的なストレスが生じた際、それを乗り越えられず、不安感を強めたり、やる気をなくしてしまう児童生徒が増えたものと捉えております。

 不登校児童生徒への対応といたしましては、各学校において、教員がスクールカウンセラーと連携し、家庭訪問や児童生徒一人ひとりに合わせた支援を行うことで、不登校児童生徒のうち、およそ4割が学校へ復帰し、継続した登校には至らないものの、約2割の児童生徒が、好ましい変化が見られるようになっております。

【質問】 不登校児童生徒への対応として、児童生徒一人ひとりに合わせた支援を行うことで、学校復帰や好ましい変化が見られるようになったとご答弁がありましたが、これまでの一般質問でも、不登校児童生徒への支援策として、自宅においてIT等を活用した学習活動について何回か取り上げてきましたが、IT等を活用した学習教材の開発については、これまでに、中学校全学年の英語の教材を製作するなど、その後も、「国語を中心として他教科も順次製作を進め、活用してまいりたい」と、以前にご答弁されておりますが、その後の取組状況についてお聞かせを下さい。

【答弁】 不登校児童生徒への学習支援を目的としたIT等を活用した学習教材につきましては、平成21年度に学校教育相談センターにおいて、県提案型協働事業である「スモールステップ学習支援」による英語教材と、国語、算数・数学において、学校教育相談センター独自のワークシート等を作成し、利用いたしました。

 活用状況でございますが、教材を活用する児童生徒の習熟度に差があったり、一人で積極的に学習に取り組んでいくことが苦手な児童生徒がいたりするなどの課題があることから、現在は活用していない状況でございます。

  PCやインターネットが現代社会の流れの中で多く使われる環境になってまいりました。 教育委員会といたしましても、ひきこもり傾向にある不登校児童生徒の学習支援は重要であると考えることから、支援について、一人ひとりの特性に合わせてIT等を活用することが、有効であるかどうかも含めて、調査・研究してまいります。

【質問】 不登校状態で中学校を卒業する生徒への支援の必要性についても、これまでの一般質問等で取り上げてきましたが、、現在、本市においては「ふじさわ子ども・若者計画」における基本方針で、「困難を有する子ども・若者やその家族を支援します」の基本目標として「ニート、ひきこもり、不登校等の子ども・若者への支援」について、サポート相談体制の整備と自立支援のための取り組みが位置づけられておりますが、教育委員会としての取組状況ををお聞かせ下さい。

【答弁】 「ニート、ひきこもり、不登校等の子ども・若者への支援」事業といたしましては、「ユースワークふじさわ」がございます。 中学校在籍中に不登校等で、卒業後においても進路が未決定の子どもたちに対して、学校や学校教育相談センターが、「ユースワークふじさわ」への支援の引き継ぎを行っております。

 「ユースワークふじさわ」においては、当該生徒やその保護者への個別のサポートをはじめとする自立に向けた相談や様々な支援プログラムを実施しております。また、学校教育相談センターとユースワークふじさわが連携し、保護者を対象とした相談会を開催するなど、情報の共有を図っております。

【質問】 「学校、教育相談センター、そしてユースワーク藤沢が連携し、個別のサポート等を行っている」というご答弁でありましたが、具体的な情報の引き継ぎという点でははどうなっているのか、不登校のまま中学校を卒業した子どもたちには、定期的にユースワーク藤沢から声かけをして、状況把握をするとともに個別の支援を行っていく必要があると考えますが、改めてご見解をお聞かせ下さい。

【答弁】情報の引き継ぎ内容についてでございますが、まず、学校では、当該生徒の担任及びスクールカウンセラーから、保護者に対してユースワークふじさわに関しての情報提供を行い、保護者の了解のもと、ユースワークふじさわに対しては、当該生徒のこれまでの状況等を伝え、個別のサポートを行う際に活用をしていただいています。

 不登校のまま中学校を卒業する子どもたちに対する継続的な支援につきましては、卒業後にユースワークふじさわによる支援につながるよう、学校及び学校教育相談センターが、卒業前から当該生徒及び保護者に対し、「ユースワークふじさわ」などのチラシを配布して案内するなど周知してまいります。

 また、ユースワークふじさわにおいて個別のサポートを受けていた、子ども・若者の中で通所が途切れることなどにより、ユースワークふじさわとの関係性が希薄になった場合には、ユースワークふじさわより連絡を取り、現状の把握に努めるなど、継続的な支援を行っております。

 今後とも、子どもたちの自立支援に向けて、より効果的な連携や切れ目のない支援について、関係部門と検討し、改善に努めてまいります。

【意見・要望】 子どもたちの自立支援に向けて、より効果的な連携や切れ目のない支援について、検討し改善に努めるという事でありました。是非ともスタッフの増員を含めた支援体制の充実に取り組まれるよう要望致します。


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