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平成26年9月定例会〈一般質問〉
  「自転車走行空間のあり方」について

【質問】 先程のご答弁の中でも、「藤沢市自転車走行空間のあり方」というお話が有りました。すでに市のホームページでも掲載がされていますが、今回整理がされた具体的な内容等についてお聞かせを下さい。

【答弁】 「藤沢市自転車走行空間のあり方」につきましては、平成24年11月に国土交通省道路局及び警察庁交通局が定めた「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」を基本に、ガイドラインに定めのない法定外の表示などの事項を追記して、本市において自転車走行環境を整備するにあたっての統一的なルールを定めたものです。

  この「あり方」の中では、道路交通法や道路構造令に規定される法令上の自転車走行空間について共通認識のもとで整備が行っていけるよう整理を行っております。  

 次に、自転車走行空間設置の基本的な考え方について、「自転車道」、「自転車専用通行帯」、「車道混在」などの整備形態がある中、どれを選択すべきかを、国のガイドラインをもとにフローチャート等で示しました。  

 また、選択した整備形態において、自転車利用者が混乱することなく利用ができるように、法定外の路面表示、看板等の市内統一した考え方を定めております。

【質問】 今、具体的にご答弁を頂いて、「本市において自転車走行環境を整備する上での統一的なルールを定めたもの」であるという事でありましたが、ふじさわサイクルプランでは中短期で取り組む路線が既に設定をされていますが、自転車走行空間設置の考え方に基づく、具体的な整備計画についてお考えをお聞かせ下さい。

【答弁】 ふじさわサイクルプランに位置付けされている自転車走行空間を中短期で取り組むその他の路線は4路線ございます。

 そのうち既存の道路拡幅改良に併せて、自転車専用通行帯の整備を予定している藤沢石川線につきましては、県道藤沢厚木、伊勢山橋交差点から三共自動車学校手前までの約500m区間で、現在、道路予備設計を実施するとともに、関係機関との協議を行っており、平成27年度から工事に着手してまいりたいと考えております。

 一方、道路の新設に併せて自転車専用通行帯の整備を行う3路線のうち、石川下土棚線につきましては、県道横浜伊勢原より以北の約370m区間について、今年度から工事に着手しております。

 次に、(仮称)遠藤葛原線につきましては、現在、県道藤沢座間厚木から市道葛原綾瀬線までの葛原第一工区約750m区間について、用地買収を進めており、平成27年度からの工事着手を予定しております。

 また、(仮称)湘南台寒川線につきましては、事業主体が神奈川県であることから、引き続き自転車走行空間の整備に向けて調整してまいりたいと考えております。

【質問】 今、「藤沢石川線」「石川下土棚線」「(仮称)遠藤葛原線」「(仮称)湘南台寒川線」について、整備方針が示されましたが、私は、すでに部分的に開通している「善行長後線」についても、自転車走行空間としての整備が可能だと考えますが、改めて、ご見解をお聞かせ下さい。 

【答弁】 善行長後線の善行駅入口交差点から、藤沢乗馬クラブ周辺までの区間につきましては、自転車利用実態を踏まえ、サイクルプランの基本方針の、ネットワーク路線としての位置付けはしておりません。

 一方、湘南台ゴルフパークから北側の区間につきましては、鉄道駅や商業施設へのアクセス性などから、ネットワーク路線として位置づけております。

 現在、サイクルプランで位置づけられている、中短期に取り組む路線の整備状況を見た上で、地域や交通管理者など関係機関と調整を図り、自転車走行空間の整備に向けた取組を進めてまいりたいと考えております。。

【質問】 湘南台ゴルフパークから北側の区間については、ネットワーク路線として位置づけているというご答弁でありましたが、この区間は、湘南台駅周辺の交通バリアフリー化事業の中でも、自転車通行帯の整備を検討された経緯がありますので、可能な限り速やかに実施されるよう要望いたします。

 次に、安全で快適な自転車走行空間の効果的かつ効率的な整備として、整備形態の選択に向けた考え方について、お考えをお聞かせ下さい。

【答弁】 自転車の整備形態の選択に向けた考え方についてでございますが、国のガイドラインでは、自動車の規制速度及び交通量に応じて整備形態を選択することとしております。

 具体的には、自動車の規制速度が60キロの場合には、歩道や車道とは物理的に分離された「自転車道」を選択、規制速度が50キロ、もしくは、自動車の交通量が1日4000台を超える場合は、車道の左端の約1.5メートルを青色でカラー舗装することで視覚的に分離した「自転車専用通行帯」を選択し、規制速度が40キロ以下、かつ、交通量が1日4000台以下の場合には、車道の左端に自転車が走行すべき部分を矢印と自転車マークで明示した「車道混在」を選択いたします。

 しかし、幅員の制約によって「自転車道」や「自転車専用通行帯」を整備することが難しい箇所については、「車道混在」や「既存の自転車歩行者道を活用」することが当面の整備形態となると考えております。

【質問】 本市における道路状況からすると、車道の左端に矢印と自転車マークで明示した「車道混在」が当面の整備形態になるというご答弁でしたが(写真パネルB)、それでは、今後の整備計画については、どのようにお考えなのかお聞かせを下さい。

【答弁】 「ふじさわサイクルプラン」で位置づけた自転車ネットワーク路線のうち、当面の整備形態として「車道混在」が選択される路線の整備計画につきましては、庁内及び「ふじさわサイクルプラン推進連絡協議会」の中で検討し、順次実施してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

【質問】 「庁内及び、サイクルプラン推進連絡協議会の中で検討し、順次実施していきたい」と言うことでしたが、本市の自転車走行空間のあり方として、当面の整備形態を「車道混在」と位置づけたにしては、非常に具体性のないご答弁だったと言わざる終えないと思います。法律上で、車道の左側を走行することが義務付けられた自転車の安全確保という面からも、車道の左端に矢印と自転車マークで示す道路整備については、早急に具体的な整備計画を策定されるよう要望したいと思います。

 次に、車道混在のように限られた道路幅員の中で、自転車走行空間を生み出すには、路肩部分にある側溝の改良などが必要になると考えますが、どのように取り組むお考えかお聞かせ下さい。

【答弁】 限られた道路幅員の中で新たに自転車走行空間を生み出すには何らかの工夫が必要となってまいります。 ご質問の、路肩部分にある側溝の改良でございますが、通常、車道の左端には歩道との間に、幅50cm程度の道路の排水を処理する側溝部分がありますが、自転車専用通行帯の有効幅員に含むことは認められておりません。

 そこで、このような箇所では、側溝部分を縮めた特殊な排水構造物を使用することにより、有効幅員の確保を図るものでございます。

 今年度整備する中学通り線において、この手法を採用しており、今後も、側溝部分の改良により自転車走行空間の整備が可能な場合には、このような手法を採用してまいりたいと考えております。

【質問】 「車道混在」という整備形態を促進するためにも、積極的に導入をしていって頂きたいと思います。

 今回示された「自転車走行空間のあり方」では、法定外の路面標示やサインの設置について考え方が示されていますが、注意喚起などの路面標示やサインについては、改良等が伴うものでは無く、早急に取り組める整備では無いかと考えますが、どのような物を設置していくのか、また、事故歩防止の観点からも早急に設置すべきと考えますが、ご見解をお聞かせ下さい。

【答弁】 注意喚起サインの設置につきましては、ご指摘のとおり、道路改良を伴うものではないことから、危険性が高い箇所への早急な対応として有効であると考えております。

 表示サインとしましては、「藤沢市自転車走行空間のあり方」の中で、注意喚起の内容が明確にわかるよう、配色、文字の大きさ、図柄などを工夫し、利用者に混乱をきたさないようなデザインとしました。

 なお、設置場所としましては、自転車走行空間を整備していく路線において、例えば、歩行者と自転車が共存する箇所へは「歩行者優先」を、バス停留所の手前には「バス停あり」など、自転車利用者に注意を促す効果的な箇所へ設置してまいりたいと考えております。

【質問】 「自転車利用者に注意を促す効果的な箇所へ設置していきたい」というご答弁で、何度も言いますが、速やかに実行に移して頂きたいと思います。

 それでは、ここまで、本市が行う自転車走行空間のあり方についてお尋ねをしてきましたが、国・県道等との自転車ネットワーク路線の整備計画についてお聞かせを下さい。

【答弁】 神奈川県が維持管理している国道・県道の自転車ネットワーク路線といたしましては、中短期で取り組む路線として宮原南交差点から、寒川北インターチェンジ方面に延伸されます「(仮称)湘南台寒川線」が位置づけられております。

 また、神奈川県からは、今後の整備路線として、藤沢警察署西側の、「県道戸塚茅ヶ崎」を検討していると伺っております。

【意見・要望】 今後の整備として、藤沢警察西側の県道戸塚茅ヶ崎線が検討されているとの事でした。これはSSTまでの区間の事を言っているんだと思いますが、仮にこの区間だけを部分的に整備しても余り効果は無いと思います。

 この区間は、正月の箱根駅伝でも大きくクローズアップされる地点でも有りますので、是非、湘南海岸までの区間で一体的な整備が図られるよう、県と精力的に調整していくことを要望致します。


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