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平成26年6月定例会〈一般質問〉
  「インターシップ」について

【質問】 ご承知のように、インターンシップとは、学生が一定期間企業などの中で研修生として働き、自分の将来に関連のある就業体験を行える制度で、我が国においては、大学3年生の夏・春の長期休暇中に行く事がほとんどで、就職サイトでも、従来の就職情報に加え、インターンシップ情報を提供するサイトも増えています。 また、近年では大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校等でもインターンシップ制度の導入が進んでおり、本市にある4つの大学でもインターンシップ制度が設けられ、多くの学生が派遣されていると思います。 そこでまず、本市に関わる行政におけるインターンシップについて、どのような実績があるのか、インターンシップの受け入れ状況等についてお聞かせください。

【答弁】 本市においては平成15年度から、市内の大学の学生と市内在住の学生を対象にインターンシップを実施しており、例年1名から4名の学生を受け入れております。

 平成25年度は2名の学生から希望があり、大学と協定書を取り交わしたうえで,大学や学生本人と内容やスケジュールを相談し、希望の分野に関わる合計11の課で大学の夏休み期間中に5日間の受け入れを行っております。

【質問】 本市の受け入れ状況についてお答え頂きましたが、千葉市では、学生や生徒の皆さんに市内における就業体験の機会を設け、職業意識の向上及び市政に対する理解の促進を目的として、公募制による千葉市インターンシップ事業を実施していますが、本市において、今後のインターンシップの受け入れについてどのようにお考えかお聞かせをください。

【答弁】 本市では、学生の職業意識の向上と職業選択及び市政に対する理解を深める機会を提供するために、学生本人の希望を確認したうえで、受け入れ職場とのマッチングや日程調整を行い、受け入れを実施しております。これにより、学生や大学側のニーズに極力応えられるようにしております。

【意見・要望】 公募制がいいか、本市のような希望受け入れ制がいいかは一概には何とも言えませんが、ただ、千葉市では、43の職場で大学生70人、高校生8人の募集をかけ、既に今年度分の募集は締め切ったと聞いております。本市が例年1名から4名を受け入れている事とは対照的に非常に積極的な姿勢が地元の大学生等にどのように映るのか、市政への理解と、地域人材の確保に向けて、本市としてももう少し積極的に受け入れてもいいように思いますが、今回は意見として申し上げさせて頂きます。

【質問】 次に、市内企業との連携についてでありますが、本市においても、過去には「藤沢インターンシップ」として、優秀な人材の確保を目指して、市内在住の大学生をはじめ、市内の大学、短期大学、専門学校等に在学中の方を対象に、市内企業とのマッチング事業を実施していたと思いますが、これまでの実績等について、また、市内4大学における地元就職率の状況がわかればお聞かせをください。

【答弁】 「藤沢インターンシップ」につきましては、若年層の就業意識の高揚を図り、職業選択におけるミスマッチを予防し、優秀な人材を求める地元企業との出会いの場を提供することにより、地域経済の活性化に資することを目的として平成16年度から20年度まで実施しておりました。  

 この事業の概要といたしましては、商工会議所と連携し、夏休み期間に2週間程度の職場体験研修の場を提供するもので、対象者は、市内在住又は在学の大学生等で翌春卒業見込みの者としておりました。

 事業の実績としては、平成16年度が9人、17年度が16人、18年度が9人、19年度が4人、20年度が5人で、5か年の合計は43人でございました。  

 なお,事業を廃止した理由は,大学で学校独自で行うインターンシップが普及したことにより,行政として行う必要性が薄れたためでございます。 市内における地元就職率につきましては,正確な数値は把握できておりませんが,4大学それぞれ,約2〜6%という状況でございます。

【質問】 大学独自で行うインターンシップが普及したことにより、行政として行う必要性が薄れたということでありましたが、次に、藤沢市内で活動するNPO や市民活動団体と大学を結びつけるインターンシップについては、どのように取り組まれているのかお聞かせをください。

【答弁】 市内で活動するNPO法人や市民活動団体が大学生等を受け入れる取り組みについてでございますが、まず、市民活動推進センターにおいて、平成23年度から「NPO・ボランティアインターンシップ」事業として、大学生や高校生と団体とのマッチングを実施しており、平成25年度には、体験者が26人、受入団体が9団体ございました。

 あわせて、市民活動推進センターの指定管理者であるNPO法人藤沢市市民活動推進連絡会においても、大学生のインターンシップを受け入れており、平成25年度には,7人をインターンとして受け入れ、ボランティア情報誌の編集等を行っていただきました。

 また、大学と連携した取り組みといたしまして、湘南工科大学及び日本大学生物資源科学部が、ボランティア活動を単位として認定する制度を構築する際に、市民活動推進センターの職員が参画し、学生と市民活動団体の双方にとってより実効性のある制度とするよう協力を行っております。

【意見・要望】 NPO や市民活動団体と大学を結びつけるインターンシップについて、湘南工科大学や日本大学生物資源科学部において、ボランティア活動を単位として認定する制度を構築する際、学生と市民活動団体双方にとってより実効性のある制度とするよう協力をしているという事でありますが、先ほどの「域学連携の地域づくり」では、慶応大学SFCにある総合政策学部が積極的に取り組まれており、長崎県新上五島町(しんかみごとうちょう)や山形県酒田市などで、市民活動における活動実績もありますので、慶応大学及び多摩大学も含めた、所謂「域学連携」の観点によるインターンシップのあり方も大学と協議されるよう要望させて頂きます。


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