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平成25年9月定例会〈一般質問〉
  「災害時の情報伝達」について

【質問】自主防災組織と避難施設との通信手段として「MCA無線」の活用及び「トランシーバー」の活用について、平成22年6月定例会の一般質問でお尋ねをし、MCA無線については、「今後、自主防災組織を含め、運用等ができるか研究していく」と、トランシーバーについては「出力や運用上の課題もあることから、可能かどうか研究したい」と答弁されていますが、その後の検討状況についてお聞かせ頂きたいと思います。

【総務部長答弁】現在、MCA無線は、災害時の情報収集手段の確保等のため、災害対策本部、地区防災拠点、各避難施設間での情報連絡を図るために、全219台の整備をしております。

 この年間の維持管理費に約2千万円ほどかかっており、全自主防災組織460組織にMCA無線機を配備すると、その維持管理費が膨大となることから、自主防災組織にMCA無線を配備することは非常に困難と考えております。

  自主防災組織から地区の防災拠点への連絡については、避難施設にあるMCA無線から連絡していただき、情報の交錯を防ぐためにも自主防災組織内の連絡につきましては、トランシーバーを活用し、情報収集等をしていただきたいと考えております。

 現在も自主防災組織の新設のときに、トランシーバーの貸与を行っており、自主防災組織を中心に各地区で行っている防災訓練でも利用については、出力・運用ともに問題はないと確認できておりますので、当該自治会内や、その近隣における負傷者救出等の連絡手段として、また、自主防災組織内の情報伝達ツールとして非常に有効であり、今後も活用していただきたいと考えております 。

【意見】トランシーバーは連絡手段として非常に有効とのご答弁でありましたが、自主防災組織におけるトランシーバーの活用について、この防災ナビには記載がありませんので、是非、「防災ナビ」等を通じて、有効活用の手法等について、具体的な事例と共に、各自主防災組織に積極的に情報提供されることを強く要望します。

【質問】地震等、大災害の際には、保育園や幼稚園をはじめ、児童生徒等の情報を保護者に的確に提供することが求められます。これまでの議会質問でも同様の取組が議論されてきたと思いますが、未だ実現には至っておりません。

 そこで、今回は、狭山市が今年度から開始した、子どもの保護者に配信する緊急メールシステム「さやまっ子緊急メール」について取り上げたいと思います。

 このメールシステムは、市内の公立小中学校と学童保育、公立の幼稚園や私立を含む保育所・保育園に通う子どもたちの保護者を対象に災害発生などの緊急時に一斉にメール配信するもので、市内の震度計が「震度5弱以上」を記録するとメールが自動配信され、メールに記載されているURLから保護者が返信することで、学校や保育所などは保護者の安否が確認でき、メールの回答画面には(1)子どもの状況(2)保護者の状況(3)引き取りの時間などを記載して送信しますが、一定時間に応答がない場合は、その保護者に向けて繰り返し安否確認のメールを送るなど、双方向性を備えているのが大きな特徴と言えます。

  このような自動配信システムは全国でも初めてだと聞いていますが、本市としても保護者に安心を提供する意味で大いに検討する余地があると考えますが、ご見解をお聞かせ下さい。
【総務部長答弁】一部の学校では、PTA独自で、学校から保護者への一斉メールの連絡網を構築し、利用している学校もございますが、議員よりご紹介いただきました、狭山市の「さやまっこ緊急メール」のような双方向可能なメールシステムの構築はできておりません。

 双方向のメールシステムにつきましては、あらかじめ利用の対象が限られた範囲の中では、非常に有効な情報収集・伝達手段と考えておりますので、今後、関係部と検討を図ってまいりたいと考えております 。

【意見】狭山市では、小学校15校、中学校10校、学童保育20室、幼稚園5園、10公立保育所、14私立保育園の延べ1万4121人を対象としており、システム構築は民間の事業者を選定し、年間の運用費用は約235万円と聞いています。本市の場合、対象者数は約4万6千人程になりますので、単純には比較できませんが、機能面を考えれば費用的にも十分検討に値すると思いますので、是非前向きにご検討頂き、早期に実現されるよう要望致しまして、質問を終わります。


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