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平成22年12月定例会〈一般質問〉
  「自転車走行環境の整備」について

【質問】先程も取り上げました「藤沢駅辻堂駅線の歩道改良工事」による自転車走行環境の整備により、自転車による移動機会が増えてくると考えられます。  

 また、近年、自転車は、環境負荷の低い交通手段として見直され、健康志向の高まりを背景に、その利用ニーズが高まっています。その一方では、交通事故件数の減少傾向に比べ、自転車事故は増加傾向にあり、特に歩行者と自転車の交通事故が急増しています。  

 このような観点から、自転車・歩行者の安全性を向上するためには、現在の利用環境の問題点を明らかにし、自転車・歩行者が安全に安心して通行できる環境に見直していく必要があります。   

 また、市内の道路状況を見ると、これまでの道路整備では、自転車の利用を促進するという視点にあまり着目せずに必要に応じて整備を行ってきたため、快適な自転車走行空間の連続性が確保されていない状況となっています。さらに、ハード整備に比べて、社会環境の整備など有効なソフト施策はあまり実施されていないとゆうのが実態だと思います。  

 そこで、快適な自転車走行空間の連続性を確保し、自転車の利用促進を図ると共に、自転車利用者のマナーを向上させるためのソフト 施策等について基本方針を定めた自転車利用の環境整備基本計画を策定する自治体、都心部では、世田谷区、板橋区、豊島区等で取り組まれていますが、本市においても自転車走行環境の整備方針となる基本計画を策定すべきだと考えますが、ご見解をお聞かせいただきたい。

【土木部長答弁】自転車利用の環境整備基本計画策定についてお答えさせていただきます。 環境にやさしく、身近な交通手段である自転車の利用を推進することは重要であり、これまでにも神奈川県や隣接市と連携しながら、湘南地域の自転車道ネットワークについて検討を行った経過がございます。  

 また、現在改定中の本市都市マスタープランにおいても、都市づくりの基本方針として「低炭素社会構築にむけた都市づくり」の中で、公共交通網の強化と共に、歩行者や自転車が移動しやすい交通環境の充実を目指すことを新たに追加しております。  

 今後につきましては、市内における自転車利用の実態を踏まえ、自転車によるネットワークの構築や自転車走行環境の改善、利用者のマナー向上に関するソフト施策等といった研究を更に進める必要があると考えており、庁内における関係各課の職員でワーキンググループを組織して、隣接市とも連携しながら、自転車走行環境の整備に関する本市の考え方をまとめていきたいと考えております。

【要望】自転車利用の環境整備基本計画については、今後、庁内にワーキンググループを組織して本市の考えをまとめていきたいとの事でしたが、具体的にはいつ頃までにまとめるお考えなのかがハッキリせず、問題意識が低いようにも感じられます。  

 現状における基本的な問題点は、自転車走行のルールが明確にされていないため、自転車は歩道を走行するのか、或いは車道を走行するのか非常に曖昧で、一言で言うと邪魔者扱いにされている状況にあります。これは、走行環境の整備だけでなく、自転車利用の基本方針が示されていないことが要因だと思います。  

 そこで、今回質問するに当たって、いろいろ調査をしていく中で、板橋・豊島両区が、平成11年12月9日、建設省(現国土交通省)の自転車利用環境整備モデル都市に指定されたことを受け、今後都市における日常的な交通手段として、自転車の利用促進を図るため、自転車が快適かつ安全に走行できる空間の整備に向けた「板橋区・豊島区自転車利用環境整備基本計画」を策定しており、板橋・豊島両区の一体的な自転車道網の検討を行うとともに、住民代表、学識経験者などを入れた、「いたばし・としま自転車の走るまちづくり官民共同研究会」を設置するなど、住民参加と自転車を通した官民の役割分担によるまちづくりの実現に向けての基本方針としてまとめられています。

 今後、本市において自転車利用ネットワークの考え方や、自転車走行空間の整備方針をまとめるに当たり、大変参考になると思いますので、近隣の大和市とも連携するなど精力的に取り組まれ、出来れば来年度以降の早い段階で本市の方向性を示して頂きたいと思います。今日は要望とさせて頂きます。

【質問】最後に、引地川沿いの自転車走行環境の整備についてお尋ねをします。引地川にも部分的にサイクリングロード整備されておりますが、同じく市内にある境川サイクリングロードに比べると、自転車走行環境の面では劣っており、現実的にも引地川付近をサイクリングする姿は、境川より遙かに少ないという状況にあります。  

 これは、引地川親水公園付近から大和市境までの自転車走行環境が整備されていないことにつきると思います。  そこで、現在、湘南台高校北側で下土棚遊水地を含めた河川改修整備が進められておりますが、引地川親水公園より上流部へのサイクリングロード整備方針について本市のご見解をお聞かせいただきたい。

【土木部長答弁】引地川親水公園より上流部へのサイクリングロード整備方針についてお答えさせていただきます。  市内には藤沢バイパスを境にして、北側が境川沿いに、南側が引地川沿いに、神奈川県の藤沢大和自転車道が整備されております。 引地川の藤沢バイパス北側については、サイクリングロードとしての位置づけはありませんが、川沿いに引地川緑道と引地川親水公園が整備されており、大庭鷹匠橋までは、これらの園路や河川管理通路等を自転車で走行することが可能となっております。

 しかし、これより上流部については、河川管理通路や市道等を走行して一定の連続性はあるものの、自転車走行環境が整っていると言える状況ではございません。  

 引地川親水公園から上流に向け、引地川緑道を大和市まで延伸していくことにつきましては、現在はまだ構想段階にありますが、大和市との広域連携の中でも課題として取り上げております。  

 そうした中で、現在計画中の下土棚遊水地と大和市境までの間における具体化に向けては、遊水地計画との整合や河川改修との調整なども含めて、河川管理者である神奈川県と連携し、地区の方々のご意見を十分に伺いながら、自転車走行の連続性や走行環境に配慮してまいりたいと考えております。

【要望】神奈川県と連携し検討していくという事だと思うんですが、県内のサイクリングロードとしては、最も有名で利用者が多いのは多摩川サイクリングロードで、河川沿いで言うと他には鶴見川沿いも整備されていますが、この他に、サイクリングのガイドブックなどでは、境川サイクリングロードで町田方面から走行してきて江の島付近で折り返し湘南海岸公園を抜けて引地川沿いを大和市の泉の森公園まで走行するルートが紹介されていて、私も何度か泉の森まで走行したことがありますが、ハッキリ言って、藤沢市内は砂利道やダートだったりして本当に走りにくい環境になっていますが、大和市内に入ると、ほぼ舗装整備がされていて、特に 引地川に沿って約1.5kmの桜並木が続く地点などは夏は木陰で非常に走りやすく快適で、大和市内は境川沿いの一般道も自転車が走行しやすい整備がされており、端的に言うと藤沢市内に課題が山積しているとゆうことになると思います。  

 現に、休日になると境川サイクリングロードを町田方面から多くの方が江の島方面に走行してきますが、引地川方面に迂回する人は滅多に居ないのが実態であります。  

 県の計画では、境川沿いから藤沢厚木線で結び引地川へつなげる自転車道としての整備計画があるようですが、境川と引地川を連動したサイクリングロードとすることは、市内のみならず、市外からの誘客効果という観点からも期待ができると思いますので、藤沢市で整備出来る部分を早急に精査して対応されるよう要望して一般質問を終わります。

 


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