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平成22年12月定例会〈一般質問〉
  「善行地区浸水総合対策」について

【質問】近年の計画降雨以上の集中豪雨の頻発、また、都市化の進展による雨水流出量の増大を要因とし、市内でも浸水被害が発生しており、特に善行駅北側の小田急線ガード下付近で発生する浸水被害による地元住民への影響は多大なものがあり、早急に完全を図る必要があります。  

 そこで、国が平成18年度に「下水道総合浸水対策緊急事業」制度を創設したことを受け、善行地区の浸水対策事業に当制度を活用するため、「善行地区下水道総合浸水対策緊急計画」を立案し、実施に向けた事前調査を進めてきたと承知しておりますが、現在までの検討状況並びに、今後の事業計画をお聞かせいただきたい。

【副市長答弁】「善行地区下水道総合浸水対策緊急計画」は、善行地区の浸水被害を緊急的且つ効率的に軽減を図るために、特に浸水被害が大きい善行駅北側の小田急線ガード下付近で頻発している浸水被害を軽減することを目的に善行長後線の石名坂立石線交差部から北側の約330mの区間において、雨水貯留管及び雨水幹線管渠の整備計画を策定しました。平成21年3月31日に国から当該計画に係る同意を受け、特定財源の確保が可能となったものでございます。  

 現在までの検討状況につきましては、この緊急計画の実施に向け平成21年度から地質調査や地下埋設物の調査、測量、管路の線形計画や工法の検討などの実施設計を行ってまいりました。  

 その結果雨水貯留管につきましては、地下埋設物が輻輳していること、道路交通や周辺環境への影響、施工性等を考慮し、影響が最も少ないシールド工法を選定しました。このシールド工法で施工するために面積約1,000uの発進基地用地が必要でございますが、当初予定しておりました発進基地用地の確保が困難となったため計画に遅れが生じております。  

 当初の計画では雨水貯留管を先に実施する計画でしたが、雨水貯留管と雨水幹線管渠は一体の浸水対策であることから少しでも早くその効果を発揮するため、雨水幹線管渠の整備を先行することとし、今年度はこの幹線管渠の整備に支障となる地下埋設物の移設に向けて企業者と協議しているところでございます。  

 今後の事業計画につきましては、平成23年度に地下埋設物を移設し、平成24年度から雨水幹線管渠の整備を実施する計画です。

 また雨水貯留管築造に向けましては、引き続き発進基地用地の選定を進め、雨水貯留管の早期完成に向けて整備を進めてまいりたいと考えております。

【質問】「平成24年度から雨水幹線管渠の整備を行い、雨水貯留管築造については、調整を行い早期完成に向けて進めてまいりたい」というご答弁でしたが、それでは、早期完成に向けた具体的なスケジュールについて、改めてお聞かせいただきたい。

【副市長答弁】雨水貯留管の具体的な整備のスケジュールでございますが、発進基地用地の借地交渉を進め、この用地選定後に設計の精査を行い、工事を発注し、2年程度の工期で完成を目指して事業に取り組んでまいりたいと考えております。

【質問】「雨水貯留管の整備については、用地選定後に設計の精査を行い2年程度の工期で完成を目指す」というご答弁でありました。

 しかし、平成21年6月議会の一般質問で取り上げさせていただいた際には、「平成25年度の完成に向けて整備を進めます」というご答弁でしたので、今のご答弁ではハッキリとお応えにはなりませんでしたが、既に当初の予定からは大きく遅れることになると思いますが、この事業については、地元でも大きな期待がされてきた訳ですので、地元の方々に対しての事業計画のスケジュールなどについて、十分に説明していく必要があると思いますが、今後どのように進めていくお考えかお聞かせいただきたい。

【副市長答弁】地元の皆様に対する実施計画の説明などにつきましては、平成23年度に雨水幹線管渠の整備に支障となる地下埋設物の移設を計画しておりますので、今年度内に善行市民センターと連携し、実施計画の目的・必要性、工事概要、スケジュールなどの情報を地元の皆様に説明・周知を図ってまいります。

 また雨水貯留管の実施に向けた準備・調整を進め、工事着手時に再度説明会を実施する予定です。

【質問】善行地区における浸水対策としては、善行坂2丁目にある「みどりの広場」付近でも再三、浸水被害が発生していると承知をしておりますが、今回の計画において同地域の浸水対策も対応が図れるのかお聞かせいただきたい。

【副市長答弁】当該浸水対策緊急計画は、善行地区において特に床上浸水戸数が多い箇所を重点的、段階的に対処することとしているため、先ずは善行駅北側の小田急線ガード下付近の対策に着手するものでございます。  

 ご指摘の箇所は今回の貯留管等の排水区域とは異なることから、貯留管等の整備による直接的な効果が見いだせるものではございませんが、当該箇所は過去にも浸水が発生し、対策が必要な箇所と認識しておりますことから、これまでも横断側溝や可搬ポンプ常設等により軽減策を講じてきたところであります。  

 抜本的対策には長期間を要することとなりますので、当該箇所の浸水要因である周辺の降雨が舗装面を伝い流入したことについて、雨水を分散させるなどの軽減方策を検討してまいります。

 


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