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平成19年9例会〈一般質問〉
  「こどもたちの健全育成について」

【質問】子どもたちが健やかに成長していくためには、適切な運動、調和のとれた食事、十分な休養・睡眠が大切となります。  

 また、子どもがこうした生活習慣を身に付けていくためには家庭の果たすべき役割が大きくなりますが、最近の子どもたちを見ると、「よく体を動かし、よく食べ、よく眠る」という成長期の子どもにとって当たり前で必要不可欠な基本的生活習慣が大きく乱れ、こうした基本的生活習慣の乱れが、学習意欲や体力、気力の低下要因の一つとして指摘されています。  

 例えば、テレビを見るなど夜更かしすると、体内時計と実際の時間とのずれが生じ、時差ぼけのような状態になってしまい、そうなると体調が崩れ、意欲が低下します。  

 最近の調査では、就寝時間が午後10時以降という小・中学生が過半数を占め、子どもの生活の“夜型化”が進行し、朝の欠食率は小学生が15%、中学生は22%に上っています。  

 そこで、家庭における食事や睡眠などの乱れを個々の家庭や子どもの問題として見過ごすことなく、社会全体の問題として地域による、一丸となった取り組みが重要なことから、昨年度より、「早寝・早起き・朝ごはん」全国運動が展開されています。  

 文部科学省としても基本計画に則り、項目別に目標値を掲げ、自治体への推進を呼びかけていると聞いておりますが、「早寝・早起き・朝ごはん」運動の推進について、本市のご見解をお聞かせいただきたいと思います。

 次に、さいたま市では、ゲームをしたりテレビを見る時間を制限する「ノーテレビ・ノーゲームデー」を今年度から導入しています。

 これは市内の小中学校と養護学校計159校に通う約10万人を対象に、毎月23日を実施日と定め、生活習慣の見直しと家族の団らんの場を設けることを目的として実施されており、小中学生の半数以上が参加し、児童や生徒からは好意的な意見が多かったと聞いております。

 そこで、一昨年の12月議会でも「ノーテレビ・ノーゲームデー」について取り上げさせていただき、その際、「教育委員会としては、親子でテレビを見たり、ゲームをするときの約束ごとを決めていくことが、家庭が子どもの教育を担っていく上で大切な機会になると捉え、こうしたメディア媒体を健全かつ有効に利用できるよう各学校に指導していくとともに、そうした情報を各家庭、保護者及び生涯学習の場で啓発してまいりたい」とご答弁をされていますが、その後、どのように取り組まれてきたのか、また、今後はどのように推進していくお考えか、お聞かせいただきたいと思います。
【教育総務部長答弁】1点目の「早寝・早起き・朝ごはん」運動の推進についてでございますが、子どもたちの基本的な生活習慣は、本来、家庭で形成するものと考えております。しかしながら、今日、個々の家庭の状況はさまざまで、議員ご指摘の通り、子どもたちの生活習慣についても課題があり、その影響が学校生活にもあらわれております。

 教育委員会といたしましては、学校が家庭・地域と連携して望ましい生活習慣の確立に向けて取り組むことは必要であると考えております。「早寝・早起き・朝ごはん」運動につきましても、校長会等で共通理解を図り、各学校で子どもや保護者に対し機会をとらえてその大切さを伝えるよう、周知を図っております。  

 2点目の、「ノーテレビ・ノーゲームデー」についてお答えいたします。この取組は生活習慣の見直しと家族の団らんの場を設けることを目的としているものです。神奈川県は本年度、家族のコミュニケーションが深まるよう、「ファミリー・コミュニケーション運動」を提起しており、教育委員会といたしましても、各学校への周知等に取り組んでおります。

 また、生活習慣の見直しにつきましては、日頃より規則正しい生活を送るよう児童生徒に指導し、保護者にもその旨学校便りや懇談会等で依頼しております。  

【再質問】「早寝・早起き・朝ごはん運動」について、各学校で子どもや保護者に対しその大切さを伝えるよう、周知を図っているというご答弁でしたが、全国的には、「早寝・早起き・朝ごはん運動」チェックカードのようなものを作って、これを基に各家庭で話し合い自由に『目標』を立てるような取り組みをしている小学校もあると聞いておりますが、本市でも何か具体的な取り組みは起こされているのかお聞かせを下さい。  

 また、「ノーテレビ・ノーゲームデー」についても、間接的なお答えでしたので、具体的にどのような啓発をされてきたのか、改めてお聞かせいただきたいと思います。
【教育総務部長答弁】1点目の「早寝・早起き・朝ごはん運動」の具体的な取り組みについてでございますが、児童生徒には、あらゆる場面で、基本的な生活習慣の大切さを伝えており、毎朝の健康観察の場や、食育・保健指導の時間を中心に、自分自身の生活を振り返らせたり、めあてを持たせたりすること等を行っております。  

 2点目の、「ノーテレビ・ノーゲームデー」の具体的な取り組みについてお答えいたします。  各学校において、児童生徒に対しては、生活習慣の見直しをして、規則正しい生活が送れるよう、日々の生活の中で指導をしております。また、長期休業に入る前にも学級指導を行っております。  

 そして、保護者に対しては、学校便りや懇談会等を通して、家庭における規則正しい生活のあり方や、コミュニケーションの大切さを伝え、啓発を行っております。


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