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平成18年12定例会〈一般質問〉
  「電子町内会について」

【質問】電子町内会の取り組みについては、平成16年6月議会で先進的自治体として岡山市の取り組みを紹介しながら一般質問させて頂きました。  

 その際のご答弁としては、電子町内会は地域コミュニティの活性化策の一つとして有効であると考えるが、まず市民の自主性を尊重しながら、市民電子会議室や「みんなで育てるふじさわ電縁マップ」などの現行の仕組みをさらに推進していくなかで、市民、ボランティア、NPO等へ、より一層の周知や利用の働きかけを図りながら、自治会・町内会においても活用できるよう研究していきたいとゆうご答弁をされていますが、今回は、岡山市のその後の取り組み等も参考に本市のその後の取り組みについて、改めてお尋ねをしていきたいと思います。  

 そこで、岡山市で実施されている電子町内会システムは、町内会長等役員の方と町内会員、さらには町内会員同士のコミュニケーションをインターネットを介して行うシステムで、町内会活動における事務の効率化や町内会員同士の情報交換の緊密化を図るため、連合町内会および単位町内会が電子町内会を立ち上げ活動しています。  

 具体的には、町内会員のみ閲覧できる「会員専用ページ」と、世界中誰でも閲覧できる「外向けウェブページ」から成り立っていて、岡山市がウェブサーバーと電子町内会システムを提供。町内会が作成したホームページに、ユーザーIDおよびパスワードを持った町内会員だけが利用できる電子掲示板、カレンダー、アンケートといった機能を付加することにより、町内会内外に広くその活動をPRするとともに、地域コミュニティの活性化や市民の情報化を推進しようとするものです。  

 当初は、7町内会287人でスタートした電子町内会も現在では3,000人を超える会員数となり、32単位町内会が参加して、市域の26%の地域が電子町内会システムを利用できる環境になっています。  

 また平成16年度から「e御意見」と銘打ち、電子アンケートやパブリックコメント機能を追加し、参加拡大と市民の市政参画を促進しています。  

 これに対し本市の取り組みについてでありますが、これまでの経緯としては市民電子会議室の市民エリアとして自治会・町内会のコーナーが設けられていますが、平成17年2月に1自治会が開設して以来、参加する町内会が無いわけであります。実際には幾つかの自治会・町内会でホームページを立ち上げているようですが、独自に活動しており横のつながりがないというのが実態であります。  

 そこで、こうした状況を打開するには、電子町内会のポータルサイトを開設し、町内会ホームページのサンプル版を提供するなどして、気軽に我が地域の情報発信ができることを知ってもらうことが大事であると思いますし、その中で横のつながりなども見えてくると考えますが、本市では今後、電子町内会の取り組みについて、どのように進めていこうとお考えなのかお聞かせ頂きたいと思います。

【市民自治部長答弁】電子町内会とは、インターネット上のホームページを通じて、自治(町内)会行事の連絡や回覧を行ったり、会員同士の連絡等を行うことが出来るコミュニケーションツールと理解しております。  

 議員からお話のございました電子町内会を積極的に進めております岡山市におきましては、電子町内会のための専用システムを構築し、町内会のホームページを基本的な柱として、登録された会員相互の意見交換の場である会議室をはじめ、アンケートやカレンダーなどの多様な機能とともに運用しております。  

 一方、市民電子会議室を活用した本市が進める電子町内会においても会議室機能を柱として、参加登録会員同士の意見交換や情報交換は勿論のこと、自治(町内)会のホームページを開設することが出来るものでございます。この意味におきまして電子町内会についての基本的な機能につきましては、岡山市と同様なものと考えております。  

 なお、このホームページの開設を希望する自治(町内)会に対し、その方法や内容などについて日常的に相談に応じるなどの支援を行っております。しかしながら、「自治会長のつどい」など多様な機会をとおして、電子町内会についての拡大、促進を図って参りましたが、なかなか増えていないところが現状でございます。  

 その要因は多様にあると考えておりますが、主にホームページなどITについての知識を持った人材の不足、或いは、更新を始めとする継続した維持管理への不安等のご意見が本市に寄せられております。また、現在参加されている自治(町内)会ホームページの入口が市民電子会議室の中にあることから、市民電子会議室をご利用いただいていない方々からはわかりにくいことも、要因の1つであると考えております。  

 次に、こうしたことを踏まえた今後の取り組みでございますが、現在、市民電子会議室の機能を活用しホームページを立ち上げている自治(町内)会は1団体にとどまっておりますが、これ以外に、独自にホームページを立ち上げている自治(町内)会も、幾つかございます。そこで、こうした自治(町内)会のホームページのネットワーク化を図ることにより横のつながりを深めるとともに、自治(町内)会ホームページの顕在化を図るため、市のホームページと各自治(町内)会のホームページとのつながりを検討して参りたいと考えております。  

 このことにより、インターネット検索の入口となる、いわゆるポータルサイトとしての機能の拡充が図られるものと考えております。  

 いずれに致しましても、今後、新たにホームページを作成しようとする自治(町内)会に向けて、ホームページの内容やイメージについて理解を深めていただくためのサンプル版の掲示や市民電子会議室を活用したホームページ作成などの講習会等を開催するなど、幅広い対応に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い致します。

【再質問】まず、今後の取り組みとして、自治(町内)会のホームページのネットワーク化を図るためのリンク設定と、自治(町内)会ホームページの内容やイメージを体験できるサンプル版の提示については、そんなに時間をかけないで対応が可能ではないかと思いますが、いつ頃を目処に具体化するお考えかお聞かせ頂きたいと思います。  

 また、ホームページを開設する際、希望する自治(町内)会については、その方法や内容などについての相談に応じ、ホームページ作成の講習会等を開催していきたいというお話でしたが、実際問題として、ホームページ作成の講習を実施するだけでは自治(町内)会が独自にホームページを作成するのは非常に難しい面があり、現実的には、素材の収集からサイトのサーバへの保管方法などまで、一連の流れに沿ったかたちの講習や個別の指導が必要になってくると思います。  

 また、ホームページの作成や運営に係わる人、いわゆる実務者は高齢の方が多くなると予想され、スキルを身に付けるまで時間がかかることも想像に難くない訳であります。  

 そこで、やはり岡山市では、気軽に電話・FAX・メール等でパソコンの基本的な疑問にその場で回答することができる「ITヘルプセンター」を設置したり、各自治(町内)会の近所にある集会所や市民の家にパソコン等のインターネット環境を運び入れて講師による「出前型IT講習会」を実施して支援をしていますが、このような具体的支援についてどのようにお考えか再度お聞かせ頂きたいと思います。
【市民自治部長答弁】1点目の電子町内会のポータルサイトの開設とホームページのサンプル版の提供時期についてでございますが、今年度末を目途に掲示してまいりたいと考えております。  

 次に、2点目の電子町内会の講習会など具体的な支援についてでございますが、市民電子会議室を活用したホームページの作成につきましては、自治(町内)会で実際に作成に係わる方々が必ずしも技術的な知識が豊富な方ばかりではないことから、ノウハウを身につけるまでに時間がかかるという状況もございます。このことを踏まえ、今後は作成・開設から維持管理までの一連の流れに沿った講習会の開催や、日常的な問い合わせを含めたフォローを行うとともに、個別の自治(町内)会からご要望があれば、出前講座を行うなどにより、対応をしてまいりたいと考えております。


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