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平成16年12月定例会〈一般質問〉
  「交通バリアフリー化事業計画の進捗状況」について

【質問】 要旨「交通バリアフリー化事業計画の進捗状況について」お伺いを致します。  
 本市では、安全で安心して暮らせ、誰にも優しいまちづくりの一環として、「高齢者、 身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律」。所謂、交通バリアフリー法に基づき、平成14年9月に「基本構想」策定し、道路管理者である市は、藤沢駅・湘南台駅周辺地区の道路特定事業計画を立て、平成15年度から具体的な整備に着手をされておりますが、これまでのところ目に見えてバリアフリー化が進んだという点は見うけられず、法律で規定された平成22年までの整備完了は果たして可能なのかと危惧をするところであります。  
 そこでまず、本市の道路特定事業は計画通り進捗しているのか確認をしたいと思います。と同時に、平成22年の事業完成に向け、今後どのように進めていこうとお考えなのか具体的事業計画をお聞かせ頂きたいと思います。
 また、バスや鉄道事業者などによる公共交通特定事業計画や公安委員会の交通安全特定事業計画が、今年に入りようやく出揃ったようですが、本市基本構想に則した一体的な交通バリアフリー化の事業計画についても具体的にお聞かせ頂きたいと思います。  
 さらに、交通バリアフリー化事業計画の市民への説明など、情報開示についてでありますが、当初から、事業の進捗にあたっては、特定経路沿線の商業者、自治会の方々への説明会を始め、計画づくりに際しては、時機を捉えて市民の皆さんのご意見を得てきたいというお考えだったと記憶しておりますが、広報はじめホームページなど、事業計画の市民への公表と意見集約はどのようにお考えなのかお聞かせ頂きたいと思います。

【土木部長の答え】交通バリアフリー化事業計画の進捗状況についてお答えいたします。  
 1点目の道路特定事業計画の進捗と今後の予定でありますが、平成15年度に事業計画を策定いたしまして、現在重点整備地区であります藤沢駅及び湘南台駅周辺地区の特定経路についてバリアフリー化の工事を進めております。平成16年度までに、藤沢地区では藤沢駅鵠沼海岸線の歩道のバリアフリー化と自転車通行帯の拡幅整備を行っております。また湘南台地区では善行長後線の他、円行東大通り及び西大通り線などの歩道のバリアフリー化を進めてまいりました。 今後の予定でありますが、現在事業内容と実施時期につきまして、緊急にバリアフリー化を必要とする路線、市民要望の強い路線などを総合的に判断して、交通バリアフリー法で定められております平成22年度までに、優先性の高い路線から実施してまいりたいと考えております。  
 次に第2点目の交通事業者と公安委員会が策定した事業計画の内容でございますが、今年9月までに全ての事業者から事業計画が策定され、市への提出があったものです。その主な内容は、交通特定事業計画では、鉄道事業者は新型自動券売機の導入やカウンターの改修、バリアフリー化対応車両の導入、職員のバリアフリー教育訓練などとなっております。
 また、バス事業者におきましては、低床バスの導入やバリアフリー車両の取り扱い研修などとなっております。
 公安委員会が策定しました、交通安全特定事業計画は、特定経路における横断歩道の整備や高輝度の標識等の設置、主要交差点での音響式信号の整備等となっており、その他では、交通規制の見直しや違法駐車に対しまして広報・啓発活動及び取締を重点的に実施するとなっております。 したがいまして、道路のバリアフリー化を実施する際には、各事業者と連携して実施してまいりたいと考えております。  
 3点目の事業実施にあたっての市民への公表と意見集約でございますが、事業計画策定段階から市民の方と検討委員会を組織し、計画案を作ってきたもので、広報等によりパブリックコメントとして市民の方からの意見を集約してまいりました。事業内容についてのホームページは現在更新中でありますが、具体的な事業実施に際しては近隣住民の方や商店会、関係団体の意見をお聞きし、事業に反映してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  

【再質問】交通バリアフリー化事業計画の進捗状況として、市が行う道路特定事業計画についてでありますが、今後の予定については、緊急にバリアフリー化を必要とする路線、或いは、市民要望の強い路線などを総合的に判断して実施していきたいというご答弁でしたが、湘南台駅周辺はまだしも、特に藤沢駅周辺については、バリアフリー化を必要とする路線、また、市民要望等についてもかなり具体的に把握をされているのではないかと思いますが、もう少し具体的に今後の方針を示して頂きたいと思いますので、再度ご答弁をお願い致します。  
 また、具体的な事業実施にあたっては、近隣住民の方や商店会、関係団体の意見を聞いて事業に反映していきたいとご答弁されましたが、実際に円滑な移動へのハンディがある障害者や高齢者などのご意見をどのように反映させていこうとお考えなのか、再度この点もお聞かせを頂きたいと思います。  
 また、事業内容についてホームページでの情報開示でありますが、現在、更新中であるというご答弁でしたが、これはもうずいぶん長いこと閉鎖されていておりますので、出来るだけ速やかに公表されるよう要望しておきます。
 また、既に実施されたバリアフリー化工事の中で、藤沢駅鵠沼海岸線の歩道のバリアフリー化と自転車通行帯の拡幅整備がありますが、工事前から設置されていた路上パーキングがそのまま工事後も残された形になっておりまして、特に駅から江ノ島方向に向かう奥田線の交差点付近ではこの路上パーキングがあるために渋滞の要因となっているように思いますが、本来駅周辺には民間の駐車場も整備されている中で、撤去していくことは出来ないのか、お考えをお聞かせ頂きたいと思います。
【土木部長の答え】1点目の今後の具体的事業内容でございますが、藤沢駅鵠沼海岸線のバリアフリー工事が16年度で終了することから、引き続き市民が最も多く利用されております藤沢駅南口駅前広場につきまして、車道や歩道の老朽化が目立ちますので、併せてバリアフリー化に向けた検討をしてまいりたいと考えております。  
 2点目の事業実施に際して障害者などから意見を聞いていくのかとのご質問でありますが、工事実施にあたりましては、近隣商店会や住民の方に対しまして説明会等により意見を聞いてまいります。また視覚障害者誘導用ブロックの設置位置や案内表示の字の大きさ・デザインなどは、設備を必要としている障害者団体等から意見を聞いてまいりたいと考えております。  
 3点目のパーキングメーターにつきましては、藤沢駅南口の違法駐車や放置自転車対策の一環として平成3年度に県警本部が藤沢駅鵠沼海岸線に設置したものであります。今年度自転車通行帯の拡幅により、車道が狭くなりますが一方通行の道路であることから、現状の交通処理形態を維持してまいりたいと考えております。しかしながら、今後駅周辺の交通状況等の変動に伴い交通体系を見直す時期にはパーキングメーターのあり方について警察と協議して参りますのでよろしくお願いいたします。
【要望】交通バリアフリーに関する今後の事業についてでありますが、まず、藤沢駅南口広場のバリアフリー化に取り組まれると言うことですが、当然、北口広場のバリアフリー化についても、平成22年度までには取り組むべき課題であると思いますが、湘南台駅周辺も含めたバリアフリー化完成後の全体像というものを、是非、ホームページで分かりやすく公表していって頂きたいと思います。  
 また、藤沢駅鵠沼海岸線のパーキングメーターについてでありますが、県警が設置管理者であることから、市が勝手に取り外すことは出来ないと思いますが、横浜・山下公園の路上パーキングが撤去されたことからも分かるように、路上駐車を容認するような施策は見直すべきであると思いますし、現実に渋滞の要因になっていることは明白であると思います。  また、何よりも警察は、交通バリアフリー法で定められた交通安全特定計画に基づき、藤沢駅周辺のバリアフリー化に取り組む必要があることからも、市としても毅然たる態度で協議をされるよう強く要望したいと思います。


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