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平成16年9月定例会〈一般質問〉
  「ふじさわスポーツ元気プラン」について

【質問】 改めて申すまでもなく、スポーツは、人生を豊かに充実したものとするため、人間の身体的・精神的な欲求に答える世界共通の文化であり、心身の両面に影響を与える文化としてのスポーツは、明るく豊かで活力に満ちた社会の形成や個々人の心身の健全な発達に必要不可欠なものであると共に、人々が生涯にわたってスポーツに親しむことは、極めて大きな意義を有しています。  
 また、スポーツは、人間の可能性の極限を追及するという営みとともに、社会的には青少年の健全育成、地域における連帯感の醸成、地域経済への寄与、国際的な友好と親善という意義も有しております。
 こうした中、都市化や生活の利便化に起因する体力・運動能力の低下傾向など社会状況が変化する一方で、仕事中心から生活重視へという人々の意識や価値観も変わりつつあり、社会の変化が一層進展すると予想される21世紀においては、スポーツが心身ともに健全で豊かな生活を営む上で不可欠なものと認識され、さらにスポーツの重要性は高まるものと考えられます。
 
 
このような中、平成12年9月に、国はスポーツ振興法に基づいたスポーツ振興基本計画、所謂スポーツマスタープランを策定し、その中に示された指針を参考に、地方自治体にも地域の特性を生かした独自のスポーツ振興基本計画を策定するように求め、本市では平成15年5月に「ふじさわスポーツ元気プラン」として策定され、今年度はその実施計画が示されたところであります。  
 そこで、国が示した計画のねらいは、スポーツの機会を提供する公的主体及び民間団体と、利用する住民や競技者が一体となった取組みを積極的に展開することにより、スポーツの一層の振興を図り、21世紀における明るく豊かで活力ある社会の実現を目指すもので、その具体化を図る方針として、(1)生涯スポーツ社会の実現に向けた、地域におけるスポーツ環境の整備充実方策(2)我が国の国際競技力の総合的な向上策(3)生涯スポーツ及び競技スポーツと学校体育スポーツとの連携を推進するための方策の3点が示され、本市の計画策定直前にあたる平成14年12月の定例会でこの3つの方針に基づき質問をさせて頂きましたが、今回は「ふじさわスポーツ元気プラン」実施計画に基づき何点か確認をさせて頂きたいと思います。  
 まず、生涯スポーツ活動の推進について、いつでも、どこでも、だれでも、いつまでも、気軽にスポーツを楽しめるプログラムサービスの研究として、市民のスポーツニーズに対応したプログラムの提供を目的に定期的な意識調査をするとありますが、意識調査の内容はどのようなものが考えられているのか、また、多様なスポーツプログラムの策定時期はいつ頃を想定しているのかお聞かせを下さい。
 次に、スポーツ振興基本計画では、出来る限り早期に、成人の週一回以上のスポーツ実施率が50%となることを目指しておりますが、本市では、健康とスポーツに関する市民意識を啓発し、市民意識の高揚とスポーツ実施率向上にむけた具体的事業として「健康づくりスポーツ事業の実施」が予定をされておりますが、どのようなものを考えておられるのかお聞かせ下さい。  
 次に、スポーツ振興基本計画では、生涯スポーツ及び競技スポーツと学校体育スポーツとの連携を推進する方策の中で、政策目標達成のため必要不可欠である施策として、子どもたちの豊かなスポーツライフの実現に向けた学校と地域の連携・協力を掲げ、さらには、児童生徒の運動に親しむ資質・能力や体力を培う学校体育の充実と学校体育指導者の充実を指摘しておりますが、本市の計画では、活動を支える指導者づくりとして、運動部活動指導者の養成については位置づけられているものの、学校体育との連携については特に触れておりませんが、本来であれば学校体育全般への支援も考えていく必要があると思いますがご見解をお聞かせいただきたいと思います。  
 最後に、スポーツ情報提供体制の充実として、各種スポーツ団体のホームページ開設支援を掲げておられますが、私がこれまでも取り上げてきた障害者スポーツ団体の情報提供について、どのように進めていこうとお考えなのかお聞かせを頂きたいと思います。

【生涯学習部長の答え】1点目、「意識調査の内容」と「多様なスポーツプログラムの策定時期」についてでございますが、意識調査は、平成17年度の実施計画に位置付け、本年度はその調査方法や設問項目等について、スポーツ振興審議会のなかで検討する予定で、現段階では内容等は未定でございますが、幅広い年齢層を対象に、スポーツの実施状況や今後実施したい種目、使用したい施設等々を、質問する内容になろうかと思われます。
 また、プログラムの策定時期につきましては、この意識調査の結果を基に策定作業を行うため、調査実施の年から、概ね1年ほどの検討期間をもって、プログラムづくりができるものと考え、平成18年度内の策定を想定しております。  
 次に2点目の、「健康づくりスポーツ事業」は具体的にどのようなものを考えているか、とのご質問でございますが、市医師会のご協力による「スポーツと健康」に関する講演会や講座の開催を通じ、市民の健康づくりに関する意識を高める事業を実施する他、市民健康課並びに保健医療センターと連携し、スポーツに親しむきっかけづくりとなる、ウォーキング事業やトレーニング事業などを、財団法人藤沢市スポーツ振興財団の事業の中で実施してまいりたいと考えております。   
 次に3点目の、運動部活動に限らず、本来であれば学校体育全般への支援が必要と思うが、見解を聞きたいとのご質問でございますが、学校体育全般への支援につきましては、総合型地域スポーツクラブの育成も視野に入れ、子供たちを取り巻く地域社会のスポーツ環境を整備するという観点から、指導者の養成・確保や、活動の場づくりなど、側面的に支援してまいりたいと考えております。  
 次に4点目、障害者スポーツ団体の情報提供についての考え方でございますが、本市が策定した「ふじさわスポーツ元気プラン」では、他市に先駆けたスポーツ分野からのアプローチを提唱し、障害者スポーツの愛好者が、自主的にクラブ・サークルを立ち上げ、健常者と共に同じゲレンデでスポーツを楽しめるような組織をつくっていただくよう、関係者に働きかけております。  
 そのようななかで、既に「藤沢市ローリングバレーボール協会」が設立されましたが、今後、同様の障害者スポーツ団体が生まれ出るよう、働きかけを強めるとともに、スポーツ課や財団法人藤沢市スポーツ振興財団のホームページに、障害をお持ちの方々がスポーツ活動を楽しんでおられる様子も掲載するなど、市民への情報提供に努めてまいりたいと考えております。  

【再質問】一点だけ、子どもたちの体力向上という観点からお聞きしたいと思います。ご答弁では、学校体育全般への支援について、総合型地域スポーツクラブの環境整備を図り側面的に支援していきたいという事でしたが、一回目の質問でも触れたように、国が示したスポーツ振興基本計画では、児童生徒の運動に親しむ資質・能力や体力を培う学校体育の充実と学校体育指導者の充実を指摘しております。  
 確かに本市でも財団の事業として「子どもスポーツ祭り」や「スポーツチャレンジフェスティバル」「ちびっこ体操教室」などが開催され着実に成果も上がっているようでありますが、開催単位からしても、ここに参加してくるのはごく一部の子どもたちであると思います。  
 従って、学校体育の充実と学校体育指導者の充実という観点から、特に小学生の基礎的体力向上という点では、小学校単位での取り組みに地域住民やスポーツ団体が学校体育という枠にとらわれず積極的に関わっていくことも必要ではないかと思いますが、再度お考えをお聞かせ頂きたいと思います。
【生涯学習部長の答え】小学生の基礎的体力の向上を図るため、学校体育という枠を越えて、地域の皆さんが積極的に関わっていただくことは、共に育てるという観点からも、大変有り難く意義あることと思っています。  
 幸い本市には、小学校通学区域を単位として地区社会体育振興協議会が設置され、地区の活動基盤である学校関係者と連携を図り、子どもたちが参加できる様々な事業を展開しています。  
 小学生の基礎的体力向上については、例えば現在行っている学校体育施設開放運営協議会の中で、子どもたちへのスポーツ事業プログラムを検討していくなど、今後関係者と一層の連携を図っていきたいと考えておりますので、ご理解くださるようお願いします。


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