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平成14年9月定例会〈一般質問〉
  ユニバーサルデザインのまちづくりについて

【質問】藤沢市の交通バリアフリー化基本構想では、バリアフリーだけでなく、安全で分かりやすく安心して移動できるユニバーサルデザインのまちづくりを基本方針として、重点整備地区における整備を進めるとしておりますが、確かに交通バリアフリー法では、ユニバーサルデザインのまちづくりを基本方針として各地域の整備を求めておりますが、ユニバーサルデザインのまちづくりは、もはや交通バリアフリー法の枠内だけで考える問題ではなく、まちづくりにおける基本的コンセプトとして捉えるべき問題であると思います。何故ならば、交通バリアフリー法では、公共交通事業者や公安委員会そして道路管理者たる行政が主な環境整備の主体者となりますが、ユニバーサルデザインのまちづくりでは、地域住民を初めとした地域の事業者などの協力と理解、また、関連機関の連携による一体的な整備が求められてきます。そして何よりも、心のバリアフリー化を推進するために、市民へのバリアを理解するための啓発と教育活動が求められてきます。
 このような観点に立って考えたとき、ユニバーサルデザインのまちづくりを進めるためには、交通バリアフリー法に基づく整備事業の中でのみ捉えるのではなく、行政の施策として全市的に推進する体制を整える必要があると考えます。具体的には、静岡県を中心とする各自治体のように、ユニバーサルデザイン推進室といった独立した推進体制を整え、藤沢市全体にユニバーサルデザインのまちづくりを普及させていくべきだと思いますが、ご見解をお聞かせ頂きたいと思います。

土木部長の答え】ユニバーサルデザインのまちづくりについてお答え申しあげます。現在、ユニバーサルデザインの標準化に向けて「ハートビル法」、県の「福祉のまちづくり条例」の改正や新たに施行された「交通バリアフリー法」など、福祉の視点でのまちづくりに関する様々な法令が施行され本市でも積極的に対応を図っております。  ご指摘のとおり、まちづくりにおいては、道路や公共施設のみならず、民間施設を含めた一体的、総合的な「ユニバーサルデザインのまちづくり」が重要であり、そのためには「心のバリアフリーの推進」を含め市民の皆様の協力が不可欠であると考えております。  
 そこでユニバーサルデザインのまちづくり推進に向け独立組織をということでございますが、ユニバーサルデザインへの対応は緒についたばかりという社会的状況でもあり、現行では建設、福祉、教育等各部門間で調整を図りつつ、それぞれのユニバーサルデザインのまちづくりを進めているところです。  しかしながら、よりよい組織や体制のありかたについては、業務量の把握を含め、今後の検討課題とさせていただきます。

【要望】ユニバーサルデザインのまちづくりについてでございますが、「ユニバーサルデザインへの対応は緒についたばかりという社会的状況であり、現行では建設、福祉、教育等各部門間で調整を図りつつ、それぞれのユニバーサルデザインのまちづくりを進めている」というご答弁もありましたが、つまりユニバーサルデザインの領域というのは多岐にわたっており、それらが関連し、補完し合わなければ、ユニバーサルデザインをまちづくりの理念として位置づけることは難しいわけでありますが、本市の場合、先ほどのご答弁では、よりよい組織や体制のあり方について、今後の検討課題ということでございますが、すでに県としては静岡県が全国で初めて、知事を本部長として各部局長で構成する「ユニバーサルデザイン推進本部」を設置しておりますし、市町村では浜松市が全国に先駆けてユニバーサルデザイン室を設置して本格的に取り組むなど、全国的にも専門の推進組織を設置する動きは活発になってきておりますので、検討にあたっては、是非、企画部を中心としながら、前向きに検討することを強く要望したいと思います。


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