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平成14年9月定例会〈一般質問〉
  学校版・事業所版の環境ISOについて

【質問】  「学校版・事業所版の環境ISOについて」お伺いを致します。先ほども申し上げましたように、企業・市民を含む地域住民の全員参加がカギであるという考え方の基づき、各家庭での取り組みが図られたことは大きな前進でありますが、学校においては、ISO14001のサイトにも含まれていないといったことから、市内小・中学校における環境ISOへの考え方は早急に示す必要があります。予算委員会の席では、市と同様の1つのサイトとして、全く同じシステムにしていくという考え方と、学校独自のシステムで、子供たちを巻き込んで環境教育の一環として取り組んでいくとの2つの考え方が示されておりますが、今後、学校における環境ISOへの取り組みは、どのようにお考えなのかお聞かせを頂きたいと思います。  また、事業所については、ISO14001は環境経営の効果的な手法ではありますが、その認証取得には、費用面からもまた事務的手続きからも、必ずしも容易ではありません。しかし、環境保全活動への意欲はあるものの、どこから手をつけたらよいか悩まれる事業者も多いのではないかと思いますが、行政・市民・事業者が一体となって環境問題に取り組むというのは環境基本計画の大前提になっている以上。行政のISO14001認証取得を契機に、事業所版のISOについて本市独自の取り組みを図る必要があると思いますが、ご見解をお聞かせ頂きたいと思います。
環境部長の答え】「学校版・事業所版の環境ISOについて」のご質問にお答えいたします。  
 まず1点目の学校における環境ISOへの取り組みでございますが、現在、学校はISO14001のサイトに含まれておりませんが、環境保全率先実行計画においては対象組織としての取り組みを実行しております。従いまして、学校におきましても、本市の全部門の一律実施、教職員も含めた意識の統一化等の観点からも、施設管理面を中心とした取り組みといたしましては、ISO14001のサイトに追加登録する方向で検討しているところでございます。
 一方、児童・生徒が環境保全の大切さを知り、自分たちにできることを考えて実践し、環境にやさしい学校生活にしていこうとする取り組みも大切であると考えております。そこで、各学校において児童・生徒が取り組めるような形で環境ISOを実施することを検討してまいります。
 事業所版の説明に移らせていただきます。事業所につきましては、学校とは少し趣旨が異なりまして、環境保全意識の普及と共に、現在、問題となっておりますCO2を含む温室効果ガスの削減に向けての努力をお願いしていく方向を考えております。先般、環境基本計画策定時に同計画に基づく「藤沢市環境保全行動指針」を作成し、協力を要請した経緯がございますが、これを土台に、更に今後の課題であります本市としての温室効果ガス削減計画を加え、国策に合わせ、私共の庁内率先実行計画をモデルに、温室効果ガスの削減に向けての努力をお願いしていきたいと考えております。
 事業所版ISOにつきましては、その企業独自の計画に実効性を与え、効率よく運用していくための手法として、現在も行っております、ISO14001の認証取得に向けての助成制度等の支援策を充実していく方向でご理解いただきたいと存じます。

【再質問】学校版のISOについてでありますが、一つは、市のISO14001のサイトに追加登録する方向だということでございますが、追加登録の時期としていつ頃を想定されておられるのか、また、もう一点は、各学校において児童・生徒が取り組めるような形で環境ISOを実施する方向であるということでしたが、これについても、いつ頃実施に移る予定になるのかお聞かせを頂きたいと思います。
環境部長の答え】学校をISO14001のサイトに追加登録することにつきましては、平成15年度に向けて、環境部と協議してまいりたいと考えております。  
 次に学校版の環境ISOへの取り組みでございますが、 具体的には、小・中学校の児童・生徒が、ISO14001の精神を踏まえ、各学校の創意・工夫に基づいて環境にやさしい学校づくりをめざし、自分たちの方針をかかげ、役割分担を決め、取り組む内容を決めて実行し、記録し、その結果をふりかえって見直しをしていくというような仕組みを想定しております。こうした実践を続けることによって児童・生徒がISO14001の考え方を知り、環境保全の意識を育んでいくことを期待しております。  
 ただ、すでに各学校では総合的な学習の時間などで環境教育の実践を行っている状況もございますので、そうした取り組みを大切にし、過重な負担にならないようにする配慮も必要であると考えます。そこで、次年度に児童・生徒が取り組む環境ISOについての検討委員会を設置し、学校現場の声を取り入れながら実施方法を検討し、将来的に全校で実施する方向で進めていきたいと考えております。


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