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平成13年9月定例会〈一般質問〉
  ISO14001の認証取得について

【質問】日本で生まれた「京都議定書」と言う言葉が、今世界的に注目を集めています。これは地球温暖化を防ぐ為、CO2などの温室効果ガスを削減する為の国際的な取り決めで、今年秋に開かれるCOP7で細部まで合意すれば、各国が批准する為の条件が整い、2002年の発行が実現するわけであります。  
 これについてはアメリカが「京都議定書」からの撤退を表明しておりますが、少なくとも日本に於いては批准に向けた具体的対策に乗り出すことは、もう待ったなしの状況であると思います。  
 そこで、本市において、この「京都議定書」の意義を具体的に進めていく上で有効になってくるのがISO14001のシステムであると思いますが、現在、ISO取得担当の職員の方を中心に、平成13年度中の認証取得に向けた努力をされているところだと思いますが、認証取得に向けた現在の進行状況と今後の予定、並びに、環境方針の概要などについてお聞かせ頂きたいと思います。   
 また、内部監査員のあり方について、予算委員会の折りに、市民も入れてはどうかと提案させて頂きましたが、どのような検討がされたのかお尋ねを致します。

【塩崎環境部長の答え】1点目のISO14001認証取得についてのご質問にお答えいたします。  
 現在までの進捗状況についてでございますが、まず、ISO環境管理システムの基盤となる「庁内環境保全率先実行計画」をこの4月から推進する一方、市長を統括者とする庁内環境管理推進体制を整備いたしました。その中で、各課における推進の中心的役割を果たす環境管理推進員、システムの実施状況をチェックする内部環境監査員の任命と研修を行いました。  
 審査関係書類の整備につきましては、各課調査により環境影響項目及び法的要求事項の洗い出しと整理を行い システムの基本となる環境方針、環境目的・目標、マネジメントプログラムの策定、システム運用の手引きとなるマニュアル、要領、手順書等の整備を行いました。
 そのうち、「環境方針」につきましては、総合計画 2020、環境基本計画、環境保全率先実行計画に基づき、それぞれの取組みを積極的に推進すること、またISOの規格で要求されている、継続的な改善、関係法令等の遵守及び汚染の予防、全職員による取組と内外への情報公開などを盛り込んでおります。           
 そして、審査登録機関を、日本環境認証機構に決定し、作成した関係書類を提出したところでございます。  
 今後の予定についてでございますが、この9月からシステムの運用を開始し、10月に内部環境監査、11月から12月にかけて書類審査、初動審査、明年2月の本審査を経て、3月中に認証を受ける予定になっております。  
 次に、内部環境監査員に市民を入れるかどうかについてでございますが、環境監査には、審査機関による外部監査と、組織内部による監査の2種類があります。このうち、内部監査は、外部監査を受ける前に、自組織のシステムが環境基準に適合しているかを監査し、システムの改善を図ることを目的にしているもので、行政の業務内容に詳しく、さらにISOの規格事項の知識を習得していることが監査員の資格条件となります。これらを勘案し、内部監査員につきましては、各部から推薦された管理職クラスを中心とする職員に、正式な機関による2日間の研修を受講してもらい、終了後任命することにしたものでございます。
【再質問】 ISO14001の認証取得についてでありますが、明年3月の認証に向けて、懸命に取り組まれてきた職員の皆さんに敬意を払いつつ、今後の予定について再度質問をさせて頂きますが、先程ご説明があった、システムの基本となる環境方針について、この9月からシステムの運用を開始するにあたり発表された基本理念に寄りますと「藤沢市は歴史と文化と自然のネットワークするまち“湘南の海に開かれた生涯都市”を将来像とし、その実現と併せ、地球規模での環境問題の解決に向けて、積極的に行動していきます」とありますが、このような地球規模の環境保全に向けた取組は、行政だけでなく、市民・事業者などが一体となって取り組んでこそ前進していくと思いますが、上越市では、市のISO取得を契機として、地球市民の理念に立った「地球環境都市宣言」をし、市民・事業者と一体となった環境に配慮するまちづくりを進めようとしておりますが、本市でもISOの取得を契機に、「環境都市宣言」をしていくようなお考えはどうなのか、お尋ねをさせて頂きます。
【塩崎環境部長の答え】ISOについての再質問にお答えいたします。  
 まず、「環境都市宣言」についてでございますが、 本市の将来にわたる環境保全に関する指針、憲章として「環境基本条例」を制定し、その前文で、市の姿勢等をうたっております。また、それをうけて、市民・事業者行政が一体となって環境保全の取組を進めていくための計画として「環境基本計画」を策定し、その中で、市の将来像を定め、そこに到達していくための取組を明記しております。 この2つにより、本市の環境保全への姿勢・宣言は、十分になされていると考えておりますが、ISOの認証取得を契機に、さらに全市的にアピールしていくための方策として、他市の状況なども参考にしながら検討してみたいと思います。

                          

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